もし、29歳の姿のまま時が止まったら？映画 アデライン | 時遊zine

もし、29歳の姿のまま時が止まったら？映画 アデライン

永遠の若さを手に入れたい…！女性なら1度は願った事があるはず。若くて美しい見た目が、このままキープすることが出来たらどんなにいいだろう。でも、実際に若い見た目のまま時が止まってしまったら、それは決して幸せな事ではないのかもしれません。

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2015年10月17日より公開となる映画「アデライン」は、そんな時が止まってしまった女性の物語。

主人公となる美女 アデライン・ボウマン（ブレイク・ライヴリー）は、21歳で愛する夫と結婚し、娘フレミングも生まれ幸せな日々を過ごしているが、結婚8年目にして夫は建設現場で事故死してしまう。

その冬、異常気象で雪が降った日にアデラインは車でスリップ事故を起こし、川に転落。低体温症で彼女の心臓が止まった瞬間、車に雷が落ち、彼女の心臓は再び動き始めた。だが、この瞬間から、落雷による電磁圧縮作用でアデラインの老化が止まってしまう。

若い姿のまま生き続けることは、辛い時間の始まりだった。

大切な人と共に、歳を重ねて行けることの幸せ 「アデライン」あらすじ

老化が止まってしまったアデライン。10年ほどは「若さの秘訣は何？」「羨ましいわ！」という同世代からの羨望のまなざしを受けていたアデラインだったが、20年も経つと今度は周囲から疑いの目が向けられる。

交通違反で車を止められたアデライン。免許証の提示を求められ、生年月日の歳には到底見えない彼女に警察から怪しまれたり、年齢が止まった彼女を捕えようとするFBIに追いかけられたり…。

身の危険を感じ始めたアデラインは、娘を守るために別々の人生をおくる事を決意。以来、彼女は10年ごとに名前と住所・外見を変えながら逃亡生活を続けることになります。

愛する人が出来ても、一緒に歳を重ねて行く事が出来ない。本当は100歳を超えているという自分のヒミツを明かす事も出来ない。

恋人が出来てもずっと一緒にはいることが出来ないため、好きになった相手も遠ざけてしまう。心安らげるパートナーを持てなくなったアデライン。

『友人も恋人も娘も、先に年をとってゆくの。わたしだけが、なにも変わらない…』

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そんな彼女の目の前に、エリス・ジョーンズ（ミキール・ハースマン）が現れる。彼は頑なになっていた彼女の心を少しずつ解きほぐしていく。

また、年老いた娘からの言葉に後押しされながら、アデラインはエリスとの真剣交際をスタート。

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彼の両親の結婚40周年記念のホームパーティーに招かれるが、そこで紹介されたエリスの父（ハリソン・フォード）は、かつて愛した恋人だった。あの頃と何も変わっていない彼女をみて、思わず「アデライン！」と叫ぶが――。

映画の予告動画は以下より。

時代を超えて生きるアデラインが、時を重ねるごとに美しさを増していく姿も必見。彼女が最後に選んだ選択は？ もどって来ることの無い かけがえのない時間の大切さや、共に歳を重ねて行けることの幸せなどについても、深く心に響き考えさせられる作品です。

映画は、2015年10月17日より全国ロードショー。