公開:2018年12月30日 伊藤 みさ/更新:2023.10.17

本厄・大厄 どう過ごす?厄年の人が気を付けたいポイント

ヤバイ…今年が本厄(厄年)だ!!…新年を迎えて清々しい中、調べてみると自分は今年 厄年だった…と気づく方もいるはず。

厄年は、ある特定の年齢を災厄(災い・災難)の多い年として古くから忌み嫌われてきました。

本厄・大厄 どう過ごす?厄年の人が気を付けたいポイント

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厄年については、“陰陽道からきたもの” “古代の日本人が長年の生活から見出した習慣” と言われていますが、

厄年と呼ばれる時期(年齢)は、ちょうど生活に変化が出る時期であったり、体調を崩しやすい年齢である為、注意しなければならない年なのです。

厄年には、前厄・後厄がある!

厄年(本厄)には、それぞれ前後の年に「前厄」「後厄」があります。これは、“厄 はキッチリ1年で終わるようなものではない”という考えからあるもの。

男性の厄年(本厄)は、数え年(満年齢+1歳)で 25・42・61歳、女性は19・33・37歳(共に数え年)と言われています。

中でも、男性42歳と女性33歳は「大厄」と呼ばれ、厄年の中で最も重い年(災いの多い年)。その為、大厄の年には神社に参拝して1年の安全を祈願する人も多く見られます。(42歳は「死に」、33歳は「散々」などの語呂合わせという説も)

今年、自分は本厄・大厄だ…と新年早々から気を落としている方、本厄・大厄の年をどう乗り切ればよいか、考えてみましょう!

厄年は「役目の年」と置き換えて

厄年にはどうすればよいか?何をしてはいけないか?という質問をよく受けるという兵庫県・厄除八幡宮(通称:厄神さん)は以下のように言っています。

近年特に感じる事として“厄年になると悪い事が起こる” ということだけが頭にあり、悪い方にばかり考える人が多い。何事にも最悪の事態を想定することは大切な事だが、前向きに考える事が必要。
特に仕事や家庭において「役目の年」「役割の年」と置き換えても良いのでは。
困難や災いは乗り越えることができる人に与えられる神様からの試練ではないかと思えます。困難を乗り切ろうとする前向きな気持ちが明日へのスタート。(一部抜粋)
via.厄除八幡宮

厄年の人への贈り物

厄年の人への贈り物は、“命長く・末永く” という想いを込めて昔は本厄・大厄の人に火箸を贈る事が多かったよう。現代ではこれに代わり、

“長いもの” を連想する ベルトやネクタイ、ネックレス、ブレスレットなどを贈る人も多いのだとか。

また、真珠は「貝の体内に入った異物(苦難・苦痛)から身を守るために分泌物を身体から出して長い年月をかけてこれを包み込んでできたもの」と考えられ、厄除けとして真珠のネックレスを親から子へ贈ることも。

厄年は “自分自身の中身を成長充実させる時期” -美輪明宏さん

歌手・役者の美輪明宏さんは、厄年について以下のようにコメントしています。

単に人生において災いが降りかかり易い時期ということではなく、「どの扉を叩いても外には開かない時期」という意味です。
つまり、意識も行動も外に向かって出ていくのではなく、「内に向かいなさい」「内側を充実させなさい」という警告の時期ということです。
知識がないのであれば本を読んだり勉強する、技術が未熟なら一層磨きをかけるなど、自分自身の中身を成長充実させる時期であり、その警告に逆らい、外に打ってでるから厄が起きるのです。
via.grapps.me

このほか、厄を寄せ付けないために身の周りを清潔にしておく(部屋や仕事場の掃除・整理整頓)ことや、健康診断に行く…などなど、

悪い事や病気にならないように先回りする行動をとる、早期発見に努めるなど、「厄年」であることをキッカケにこれらを見つめなおせる時間を作るとよさそうです。

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