公開:2016年03月22日 伊藤 みさ/更新:2020.10.29

金箔がまぶしい!九州新幹線800系 さくら・つばめで、旅をゴージャスに

九州新幹線(鹿児島ルート)で使用されている800系新幹線。車体には「つばめ」のマークがついていますが、「さくら」と「つばめ」という2つのサービス名が使用されています。

(みずほ・つばめ・さくら の違いとは?)

金箔がまぶしい九州新幹線800系 さくら・つばめ、旅をゴージャスに

九州新幹線が全線開通したのは2011年。そのうち、熊本県の新八代(しんやつしろ)駅~鹿児島中央駅間は、2004年に開通(部分開業)しました。

これと共に登場したのが、800系新幹線。東海道・山陽新幹線を走行している700系をベースに開発されたというものですが、車内は洗練されたデザインと煌びやかな配色。

「日本の伝統美が光るラグジュアリーな列車」が、移動時間をちょっと優雅な気分にさせてくれます。

金箔の壁に、多様なシートデザイン…鉄子じゃなくてもテンションあがる「800系新幹線」

JR九州によると、800系が走行する「新八代」~「鹿児島中央」間のおよそ70%がトンネル区間であり連続勾配もあるため、騒音や振動を抑えた乗り心地を追求。

九州新幹線 800系新幹線 外観

スピードや性能もすごいのですが、個人的に心を奪われたのは車内インテリア。

乗車中一番長い時間を過ごすシートは、一般的な新幹線の客席とは違い、木製のイスにクッションがついているイメージ。車内に入ると一番に目に付きます。

九州新幹線 800系新幹線 シートの写真

九州新幹線 800系新幹線 シートの写真2

横から見ても厚みが少ないのでシートの間隔が広く感じ、車内全体がスッキリとした印象です。

筆者は800系では赤色と青色のシートの2種類しか見たことがないのですが、シートデザインは全6種類あるとのこと。同じ800系に乗っても、シートデザインによって車内の雰囲気も異なります。

九州新幹線 800系新幹線 シートの写真3

また、窓には「ロールブラインド」と呼ばれるすだれ風のブラインドが採用されていたり、洗面台には「八代いぐさ」を使った縄のれんが使われています。

車内販売では久留米絣(くるめがすり)のハンカチなどもあり、車体デザインや車内サービスなどにご当地の伝統工芸も散りばめられています。

そして一番ビックリしたのが、車両と車両の間のドア部分。ドアとその横の壁には金箔が使用され、金を使ったアートが飾られています。なんとゴージャス…!

九州新幹線 800系新幹線 金箔

これは2009年に発表した「新型」の800系に採用されているもの。「九州らしさ」にこだわって作られた800系のインテリアですが、この部分は「日本らしさの象徴」として金箔で有名な金沢の会社が装飾を担当されています。

九州新幹線 800系新幹線 金箔2

ちなみに、車内の様子はGoogleストリートビューでも見ることが出来ます。


2016年現在では800系新幹線は博多~鹿児島中央間の「さくら」「つばめ」として運行中。

twitterでシェア シェアする LINEで送る

  • 当サイトの掲載内容は、公開時点または取材時点の情報です。最新記事・過去記事に限らず公開日以降に内容が変更されている場合がありますので、ご利用前に公式の最新情報を必ずご確認下さい。
  • 記事の内容については注意を払っておりますが、万一トラブルや損害が生じても責任は負いかねます。ご自身の判断のもとご利用ください。
  • 当サイトはアフィリエイトプログラムを使用しています。

忍者とインコ LINEスタンプ

あわせて読みたい

edit 『 街ネタ・女子旅 』の一覧

前の記事 / 次の記事

関連タグ