2021年の恵方は「南南東」節分だけじゃない運気UPアクション
陰陽道(おんようどう)では、その年の福徳を司る神・歳徳神(としとくじん)が毎年場所を変えながら存在していると考えられ、この神のいる方角を「恵方」と呼んでいます。
2021年の恵方は、南南東。恵方は「たたり神」が巡ってこない方角=吉方とも言われており、その方角に向かって事を行えば “万事に吉” と言われています。
恵方を向き願い事をしながら太巻きを食べる、恵方巻
恵方といえば、一番に思いつくのが「恵方巻」ではないでしょうか。恵方巻(えほうまき)は、節分に恵方に向かって食べると縁起がいいと言われている、太巻き寿司のこと。
「縁を断ち切らない」ようにするため、カットせず1本丸かじりするのが習わしとなっています。…無言で1本丸ごとは、なかなかハードですね(笑)
お酢などをはじめとした大手食品メーカー「ミツカン」のすし情報発信サイト「すしラボ」によると、その起源は大阪の花街と言われているそう(所説あり)。昭和のころに大阪で一般化されていたとみられるその習慣は宣伝などで盛り上がりを見せる。
さらに1989年(平成元年)には大手コンビニが広島県店舗で “恵方巻き” と称して節分の巻きずしを商品化。年を追うごとにその販売エリアを拡げ全国的に知られるところとなったようです。
ちなみに節分は2月3日というイメージがありますが、2021年は「2月2日」となっていますのでご注意を。
sponserd link大人の節分、恵方呑み
近年、栃木では「大人の節分」として、恵方巻ならぬ「恵方呑み」が行われているのだそう。
恵方巻の代わりに、恵方を向いてお酒を飲もうというもので、地元の酒造会社・酒類卸・小売店や県が協力して「恵方呑み」イベントを開催しています。
節分前になるとよく耳にする「恵方」という言葉ですが、実は節分以外でも「恵方」はいろんな場面でチェックされています。
恵方(吉方)にあたる部屋を、ピカピカに磨こう!
年末年始の大掃除では、普段 手を入れない場所まで綺麗にお掃除されていると思いますが、実は 年始に特に綺麗にしておきたいのが、その年の恵方に当たるお部屋。
お正月には、どの家庭にも歳神様(年神様:歳徳神のこと)がやってくるため、家の中心から見て恵方(2021年なら南南東)に当たる部屋を、特に清潔にしておくと吉!と言われています。
ちなみに、お正月に飾る門松やしめ飾り・鏡餅などの正月飾りは、この歳神様をお迎えするために飾られるものだそうですよ。
初詣や「とんど」の着火位置も、恵方から
初詣は、氏神神社(自分が住む地域を守ってくれている神様を祀る地元の神社)で行うのが一般的ですが、自分が住む場所から見て「恵方」に位置する神社にお参りするのも良いと言われています。
このほか、1年の無病息災を願ったり返納された破魔矢など、縁起物をお炊き上げする「とんど」の着火も恵方に向かって行う神社もあります。(参考:広島護国神社のとんど)
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