公開:2018年06月18日 伊藤 みさ/更新:2023.10.17
流行りの透明ドリンクに、ビールまで!透明飲料発売ラッシュのワケ
フレーバーウォーターの人気の高まりから一転、水なのかジュースなのか、頭も舌も混乱しそうなブームがここ数年で起きています。
それが「透明飲料」の発売ラッシュ。
テレビを見ていると毎日どこかしらで透明な飲み物のCMを目にします。
筆者が最初に「透明な飲み物」として衝撃を覚えたのは “桃の天然水”。1998年に歌手の華原朋美さんが出演したCMで人気に火が付き、CM内の「ヒューヒュー」というは流行語にもなりました。
あれから20年。一時は姿を消した「透明な飲み物」ですが、2018年の日本には透明なヨーグルトテイストドリンク、透明なミルクティー、透明なエスプレッソラテ、透明なコーラ!
さらには、ノンアルコールビールテイスト飲料「オールフリー」も透明バージョンが6月19日より発売されます。
各社の「透明飲料」最新ラインナップ
透明飲料のなかでもバリエーション豊富なのが、コカコーラジャパンより発売されているフレーバーウオーターシリーズ「い・ろ・は・す」。
2009年のいろはすブランド誕生後、みかん・りんご・塩れもんなどフルーツフレーバーが登場。さらに、メロンクリームソーダ、HOT焼きりんごなるものまで登場しています。
そして、6月11日に発売しこちらも注目を集めている透明なコーラ「コカ・コーラ クリア」。
アサヒ飲料では「三ツ矢エクストラリフレッシュ」シリーズが透明炭酸飲料に。さらに2018年5月18日より透明なエスプレッソラテ「アサヒ クリアラテ from おいしい水」が登場しています。
サントリーは「サントリー天然水」シリーズから、オレンジ、ヨーグリーナに続き、レモンティー、ミルクティーを発売。
さらに、缶入りじゃない透明ドリンクで、アルコールもオフ・カロリーも糖質もゼロの「オールフリー オールタイム」が登場。
好みが分かれるものもあるようですが、それぞれに注目を集めています。
透明飲料ヒットの理由は、意外性と健康志向や飲む場面を選ばないところが人気
喉が渇く季節に向けて、斬新な透明飲料が続々と各社から発売されています。夏には爽快感を求めて手が伸びる「炭酸飲料」が毎年次々と発売される傾向にありますが、
透明ドリンクはその見た目から「スッキリ飲めそう」という印象もありこれからの季節はますます売れていきそう。さらに、透明飲料のヒットの理由には、以下のような消費者の声もあるようです。
- 歯の色素沈着が気になるから透明歓迎!
- 仕事中に色つきのジュースは飲みづらい、客から苦情がある
- 色付きジュースは子供っぽく感じられる
見た目だけでなくカロリーオフ・カフェインゼロなど健康志向の現代人が気になる成分をオフしているものが多く、ヘルシーなイメージがあるのかもしれません。
このほか、新商品のオールフリーオールタイムでは “大人の瞬間リフレッシュ炭酸!” をテーマに、飲用シーンとして ランチ、会議中、スポーツの後などを提案。
透明だと人の目を気にせず好きな時に、好きなものが飲めるという声もありそう。飲み物は一体どこまで透明になっていくんでしょうか。
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