公開:2021年08月09日 伊藤 みさ/更新:2021.08.09
ペルセウス座流星群 2021年は絶好の条件、だが天気予報に注意
夏休みに観察できる流れ星、ペルセウス座流星群が2021年は8月13日頃に極大(ピーク)を迎えると国立天文台が発表しました。
画像はイメージ
ペルセウス座流星群は、1月の「しぶんぎ座流星群」/ 12月の「ふたご座流星群」 と並び、三大流星群の一つに数えられるもの。明るい流れ星の割合が多いため、天体観測初心者にも見やすく注目度も高い。
一般的には7月17日~8月24日がペルセウス流星群の出現時期とのことですが、8月中旬になってから流星の数が増えるのが特徴。
2021年は8月13日(12日夜半頃~13日明け方)にピークを迎え、月あかりの影響もなく条件よく流星を観察できるとして話題となっています。
流星群観察の時は方角は気にすることなく、空を広く見渡すのがポイント。屋外の暗さに目が慣れるまでしばらくかかるので、観察時間はたっぷり余裕をもって。
空が暗く、安全な場所でレジャーシートを敷くなどしてゆっくりと空を広く見渡せば、流れ星を見られる確率もUP。夏休み・お盆休みの時期だからこそ、ゆっくりと空を見上げて星空観察を楽しんで。
以下は京都市公式のYouTubeチャンネルが公開している「ペルセウス座流星群」解説動画。わかりやすく解説されています。
天文情報サイトAstroArtsは、1時間あたり50個前後の流れ星がみられると予想しています。
天気予報に注意、場合により大雨のところも
好条件で流れ星がみられるチャンスではありますが、気になるのは天気。2021年8月9日更新のウェザーニュースによると、沖縄や北海道などの一部では晴れる可能性があるが、秋雨前線の影響からこの他の地域は雲に覆われたり雨のところも。
さらに場合により災害級の大雨になる可能性もあるとのことで、流星群観察のためだけでなく、防災のためにも最新の天気予報に注意が必要です。
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