大豆ミートいよいよブーム到来？新商品続々、おうちでも使いやすく | 時遊zine

大豆ミートいよいよブーム到来？新商品続々、おうちでも使いやすく

2020年の夏、飲食・食品業界で「大豆ミート」がアツくなってきています。コンビニやスーパー・レストランでの取り扱いや新商品も増えてきて、

これまであまり「大豆ミート」に馴染みがなかった人や、なかなか購入に至らなかった層にも届きやすくなっています。

お肉の唐揚げにしか見えない！

大豆ミート／ソイミート／ベジミート と呼ばれるものたちは全て、主に大豆や穀物（小麦・とうもろこし）で作られた植物性のお肉のこと。

大豆はみんなの味方！

高たんぱく・食物繊維が豊富で、普通のお肉と比べるとカロリーが半分ほど（商品によりカロリーは異なる）しかなく、健康志向の方を中心に注目されてきました。

昔は高かった、大豆ミート（ソイミート）

筆者が大豆ミートと初めて出会ったのは、かれこれ10年以上前。野菜が中心のバイキングレストランで「畑のおにく」として“生姜焼き” の味付けで提供されていました。

食べてみたところ、見た目も味も、実際のお肉と変わりない食感と味わいだったことに衝撃を受けたのを覚えています。

生姜焼き調理例

しかしあの頃はまだ、一般向けに販売されている商品や取扱い店舗も少なく価格も高かった。

しかしあれから数年経った現在では、食品を多く取り扱うドラッグストアや一般的なスーパーでもたくさん取り扱われるようになっており、

最近ではコンビニのお弁当などにも、大豆ミートやソイミートが取り入られるようになりました！

大手コンビニ各社が大豆ミート使用商品続々発売

大豆ミートに注目して、大手コンビニ3社の商品を見てみると夏前頃からなんだか各社とも騒がしい。

▼セブンイレブン

野菜と大豆ミートのタコスミート／大豆ミートのボロネーゼペンネ（いずれも2020年6月8日発売、チルド惣菜商品）

▼ローソン

「DAIZUMEATかつのバーガー」をはじめとし、2020年7月22日から大豆ミートを使用したバーガー・おにぎり・から揚げなど4商品を発売。

▼ファミリーマート

2017年4月から大豆ミートを使用した商品を発売。2020年7月21日からは「大豆のお肉！7種野菜のビビンバ丼」を発売。今後も継続的に大豆ミート使用の新商品を発売すると発表。

このほか、肉まん・あんまんの井村屋から「大豆ミートまん（2020年7月13日発売）」／ホテルニューオータニ大阪の夏スイーツブッフェの中、サンドウィッチコーナーで「大豆ミートバーガー」を提供などなど。

一般家庭向けの商品も使いやすく・美味しく！

ひと昔まえは、業務用商品が多い印象で価格も高いイメージだった大豆ミート。今ではディスカウントストアでも取り扱われるくらいお財布にも優しくなっています。さらに、形状もイロイロ。ミンチタイプ、フィレタイプなどがあるので

お肉の代替としてや、ハンバーグのかさましアイテムなどとしてもとても便利です。

右写真の手前は大豆ミートを水で戻したもの

「健康志向」が大きなポイントである大豆ミート。

近年では食の多様化によって日本人も “植物性中心” の食事に切り替える人も多くなり、そういったことに興味を持つ人も近年かなり増加しています。

さらに、食糧危機も注目されるようになり、お肉よりもコストなどがかからないことからサスティナブル（持続可能）な食品としても。そんな背景ももちろんあるとは思いますが、大豆ミートが広がりを見せている理由は、

「手に取りやすい価格になった」「お肉と見紛う美味しさがある」という点が、個人的には一番大きいのではないか？と思うのです。

いきなり料理に取り入れるのはハードルが高く感じる方、まずは調理されたものからトライしてみるのもよさそうです。