公開:2022年09月12日 Mika Itoh/更新:2023.10.16
きつい袖口を広げたい!ブラウス・シャツのボタン付き袖を簡単にお直しする方法
気に入っているシャツやブラウスの袖口がキツイことありませんか?たまに袖口がしっかり絞ってあるブラウスなどに出会うことがあります。
パフスリーブの袖口がキツく二の腕がピチピチで血が止まりそうだったり(笑)、シャツやブラウスの袖を上にあげたいけど袖口がきつくて途中までしか上げられなかったり…。
![きつい袖口を広げたい!ブラウス・シャツのボタン付き袖を簡単にお直しする方法](https://jiyuzine.com/img/2209/sode1.jpg)
気に入っているからもっと着たいのに、袖がネックになっていて出番が減っている洋服はありませんか?
どうにか自分で簡単にお直ししたい!…というときに使える、袖口を広げる簡単な方法をご紹介します!なお、洋服を作ったりミシンを自由自在に操れる方なら、チャチャッとお直しできると思いますが、
今回ご紹介するのは、お裁縫は “家庭科で習った程度” でもOKな簡単な方法で、できれば服を切らずに、ミシンも使わずにできる方法を探したい!という筆者のような方向けです。
袖口がきつくて困ることは、結構ある
袖口を広げる方法ないだろうか…と今回、筆者が悩んでいたのは、以下のような洋服たち。
- 長袖ブラウスを袖を上げて(腕まくり・袖まくり)着たい時、袖口がきつくて上がらない
- 袖が長すぎてもたつく
- パブスリーブの袖口がキツキツすぎる
- シャツの袖口が細くてボタンが留めずらい
など。袖口を肘あたりまで上げて(腕まくり・袖まくり)着たいという場合、ボタンの付いた袖なら、ボタンを外して折り上げるという方法もありますが、
袖を何重にも折り上げていくとその部分だけが太くなったり、自分では綺麗に折り上げられず、見た目も好みじゃない…。
そして、洋服のお直しをしてくれるお店が近くに無い、または、シャツやブラウスの価格的に、お直しに持っていくと高く付きすぎる…などなど。そんなときに使えるのが今回ご紹介する方法です。
ブラウスの袖口を簡単に広げる方法、用意するのはボタンとゴムだけ!
今回お直ししたい対象の袖口は、ボタンの付いたタイプです。普通に着るだけなら何の問題もないのですが、ちょっとキッチンに立ちたい、手を洗いたい、など袖をまくりたい場面に対応できず、困っていました。
![きつい袖口を広げたい!直したいのはボタン袖のブラウス](https://jiyuzine.com/img/2209/sode15.jpg)
今回使用するのは、ボタンと1mm幅のゴムのみ。必要な時に袖口が広がるように、ゴムを使います。手順は以下の通り。
1.ボタン穴を塞ぐ
ボタン穴をまつり縫いで塞ぎます。
![きつい袖口を広げたい!ボタン袖の穴を塞ぐ](https://jiyuzine.com/img/2209/sode2.jpg)
2.塞いだ穴の上にボタンを付ける
元々付いているボタンと似たボタンを用意し、ボタン穴を塞いだ上に取り付けます。
![きつい袖口を広げたい!簡単なお直し方法(塞いだ穴の上にボタンを付ける)](https://jiyuzine.com/img/2209/sode4.jpg)
穴があった場所の上に付けると、塞いだ穴が目立ちにくいですよ。ちなみに今回用意したボタンはこれ。
![きつい袖口を広げたい!簡単なお直し方法(足つきボタン)](https://jiyuzine.com/img/2209/sode3.jpg)
足つきボタン。
この後の工程でボタンにゴムをひっかけるので、ボタンの下にゴムが隠れるように「足つき」を選びました。
3.片側のボタンの根元に、ゴムを付ける
片側のボタンの根元に、ゴムを取り付けます。
![きつい袖口を広げたい!簡単なお直し方法(ボタンの根元に、ゴムを付ける)](https://jiyuzine.com/img/2209/sode6.jpg)
![きつい袖口を広げたい!簡単なお直し方法(ボタンの根元にゴムを縫い付ける)](https://jiyuzine.com/img/2209/sode14.jpg)
ボタンの下に隠れるようにゴムを軽く縫い付けます
ゴムは、好みの長さにカットして結んだものを使ってもいいのですが、その場合、結び目が隠れにくく見栄えが悪くなってしまうので、結び目がないものがベター。
![きつい袖口を広げたい!簡単なお直し方法(ゴムは結び目が無いものがベター)](https://jiyuzine.com/img/2209/sode10.jpg)
結び目が表に見えるとかっこ悪い
ゴムは丁度いいサイズのミニゴムが100円ショップのセリアで販売されています。
![きつい袖口を広げたい!簡単なお直し方法(セリアのミニゴムを使用)](https://jiyuzine.com/img/2209/sode5.jpg)
ヘアゴムのコーナーに「リングゴム」があれば、これを使うとラクチンですよ。
4.反対側のボタンにゴムをかける
ゴムをボタンの根元に縫い付けたら、2つのボタンをまとめるようにゴムを2重にかけます。
![きつい袖口を広げたい!簡単なお直し方法(反対側のボタンにゴムをかける)](https://jiyuzine.com/img/2209/sode7.jpg)
これで、出来上がり! 2重にしてもゴムは伸びるので「袖口が少し広がれば嬉しい!」という場合はこれで十分ですし、袖口も安定していてゴムが外れることもありません。
もっと大きく袖口を広げたい!という場合は、2重にしてとめていたゴムを1重にします。このとき、ゴムが外れないように1~2回ねじって反対側のボタンにかけます。
![きつい袖口を広げたい!簡単なお直し方法(ゴムを1重にすればもっと袖口が広がる)](https://jiyuzine.com/img/2209/sode8.jpg)
腕を通して袖を少したくし上げてみると、こんな感じ。しっかりと袖口が開きます。
![きつい袖口を広げたい!簡単なお直し方法(ゴムで袖口を広げる)](https://jiyuzine.com/img/2209/sode9.jpg)
ちなみに、今回は元々付いているボタンと似たボタンを取り付けていますが、同じボタンに揃えたほうが見栄えは良くなります。こだわる方は元々のボタンを外し、新たに用意したボタン(両腕で4つ必要)に付け替えて下さい。
似た色のボタンが見つからない時は、飾りボタン感覚で!
袖口を広げたい洋服に元々付いているボタンは、洋服のカラーに合ったものが取り付けらていますが、
![きつい袖口を広げたい!簡単なお直し方法(番外編)](https://jiyuzine.com/img/2209/sode11.jpg)
近い色のボタンがなかなか見つけられない場合は、別のものに取り換え、飾りボタンにしてしまうのもアリですよ!
![きつい袖口を広げたい!簡単なお直し方法(ボタンを飾り感覚で)](https://jiyuzine.com/img/2209/sode13.jpg)
ゴムは、ボタンの根元に隠れやすい細いタイプがおすすめです。お試しを!
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