公開:2024年01月23日 Mika Itoh/更新:2024.01.23

ハサミの切れ味を回復させる方法!切れないハサミ、買い替える前に試してみて

毎日使っていると、ハサミの切れ味が悪くなってきませんか?紙の切れ味も鈍くなり、ビニールや紐などは全く切れない(または部分的にしか切れ目が入らない)。

100円ショップでもハサミが買えるので、すぐ新しいものに買い替えたくなりますが、ちょっとまった!そのハサミ、自宅にあるもので簡単に復活できます!

ハサミの切れ味を回復させる方法!切れないハサミ、買い替える前に試してみて

プロは分解して、砥石などで丁寧に研いで切れ味を復活させますが、普通の家庭にはあまり砥石もないし、一般人には分解が難しいハサミも多い。

砥石が無くても、ハサミを分解しなくても、自宅にあるものでハサミの切れ味を復活させる方法をご紹介します。

まずは、ハサミの汚れ・ベタベタをとろう!

ハサミの切れ味を復活させる前に、刃の部分が汚れていることが多いためまずは綺麗にしましょう!

ガムテープや両面テープなど、粘着性のあるものを切っていると、ハサミの刃にベタベタが移ってしまうことがよくあります。

実は、このベタベタをとるだけで切れ味が復活することがあります。お水で洗う前に、ハサミのベタベタをとっておいて下さいね!

ハサミを復活させる方法 その1、アルミホイルを切る

アルミホイルを軽くクシャッとさせておき、そのアルミホイルをハサミでザクザク切るだけ!(10回くらい)

ハサミを復活させる方法、アルミホイルを切る

アルミホイルの原料であるアルミニウムは、金属の中でも非常に柔らかい。

そのため、ハサミで切るとその摩擦で溶けたアルミニウムが、刃こぼれした部分にくっついて補修され、切れ味が復活するという仕組みなんだそう。

ハサミの状態によっては、これだけで復活できる場合があります。

ちなみに、筆者が試したハサミの中で、割と固いものをムリヤリ切ったことのある 刃こぼれがひどい(ガタガタ・ギザギザ)状態のものは、アルミホイルでは満足いくほどの回復に至りませんでした。


ハサミを復活させる方法 その2、ハサミの切れ味はお皿の裏で復活する?!

刃こぼれが酷くても切れ味が復活したのが、こちら。

お皿の裏側です!

ハサミを復活させる方法、お皿の裏を砥石がわりにして切れ味が復活

お皿を裏返すと、高台(こうだい)と呼ばれるお皿の足の部分があります。ここがザラザラしているものが、砥石がわりに使えるのです!

研ぐのは、ハサミの刃の傾斜が付いている、以下の部分。

ハサミを復活させる方法、お皿の裏を砥石がわりにして切れ味が復活

傾斜の角度にあわせて刃を高台に当てたまま、

ハサミの切れ味を復活させる方法、お皿の裏を砥石がわりにして研ぐ

刃の付け根部分から刃先へと向かってスライドさせ研いでいきます。

以下のような感じ。

ハサミの切れ味を復活させる方法、お皿の裏を砥石がわりにする

片側が終わったら、もう一方の刃も角度を確認して研いでいきます。

ハサミを研ぐ時は、角度と研ぐ面を確認しよう!

ハサミを研ぐ時、高台に刃を当てる角度は、もともと刃につけられている角度に合わせること。角度を間違えたり、角度の付いていない反対面を研いでしまうと、

ハサミのかみ合わせが悪くなり、切れ味が落ちてしまうのでご注意を!

筆者はこの方法で、気持ちよすぎるくらいハサミがスパッッと切れるまでに復活しました。あまりにスパスパと気持ちよく切れるので、無駄に色々と切り刻んでしまいました。

今回ご紹介した方法は、自宅にあるものでハサミの切れ味を復活させる応急処置です。高価なハサミなどで試すのは自己責任で。

もうハサミを買い替えようかな~と考えていた方は、是非おためしください!

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