公開:2015年03月24日 伊藤 みさ/更新:2015.03.24
必見・おうちで美味しいごはんを炊くために知っておきたい十箇条
日本人が愛してやまない、お米(ごはん)。新米など美味しいごはんを食べると「あぁ、日本人でよかった…」と幸せを感じられる、素敵なお米。
そんなお米は、毎日食べているという方が大半なハズ。そこで知っておきたいのが、おうちでごはんを美味しく炊く方法。
炊飯器が進化して、なんのコツもいらず美味しいごはんが炊ける時代ですが、炊飯器に入れるまでにやる事を見直すと、今まで以上に美味しいごはんにありつけるかもしれません。
おうちで美味しいごはんを炊くための十箇条!
炊飯器や電気ポットなど電化製品でお馴染みのZOJIRUSHI(象印)さんが配布していた「ご家庭で理想のごはんを炊くための十箇条」よりご紹介します。
お米は生鮮食品。精米後の保存は冷蔵庫
この頃CMでもよく耳にする「お米は生鮮食品」という言葉。お米は精米した時から劣化が始まります。精米後は夏場で2週間・冬場で2か月を目安に食べきると良い。
無洗米なら専用軽量カップで
無洗米は、お米を洗わなくてもいいようにお米の表面についているヌカを取り除いているもの。その分粒が小さくなるため、普通のお米と同じ軽量カップを使用すると米の量が3~5%多くなる。すると水加減も違ってくるため、専用の軽量カップで計ります。
お米は手早く洗うべし
ゆっくりと洗ってしまうとお米がヌカのにおいを吸収して炊きあがりの香りが悪くなる。また、お米が一番水を吸いやすいのが最初の水洗いのため、特に最初の水洗いは水を一気に注いで底からザっとまぜてすぐに水を変えるのがポイント。
水加減は正確に
なべを必ず平らな場所に置いて中の米も平らにして左右の水位線を確認しながら水加減を。新米は目盛より少し少な目、古米は水位目盛より少し多めに入れるとよい。
イマドキの炊飯ジャーは自動浸水。浸水時間の計算はなくてもOK
お米を炊く前には夏場で30分、冬場で2時間程度の浸水が必要と言われていますが、最近の炊飯ジャーには余熱工程が含まれているため浸水の必要がなく、洗米してすぐに炊飯できる。
はじめチョロチョロ、中パッパ
昔から、お米の炊き方のコツとして言われているのがコレ。最近では炊飯器が自動でこれをやってくれますが、「はじめチョロチョロ」は弱火でお米全体にじっくり水分を吸収させる。「中パッパ」は強火で一気に加熱して沸騰。「ぶつぶつ言う頃火を引いて」は火加減を調節して沸騰を維持。「一握りのわらを入れて燃やす」は余分な水分を追い出すために強火。「赤子泣いてもフタとるな」は火をとめてからでも出来る限り鍋内の高温を維持して蒸らす。
炊きあがったらすぐにほぐす
「蒸らし」の時間は炊飯ジャーが行う工程のため、炊きあがりの音が鳴ったらすぐにごはんをほぐす。釜の下からしっかり混ぜる「天地返し」で。
保温するべからず
炊飯器には保温機能もついていますが、美味しいごはんのためには保温は禁物。また、冷えたごはんからの保温・必要以上に長い保温・しゃもじを入れたままの保温などは乾燥・ニオイ・変色の元になります。
炊飯ジャーのお手入れは早めにケア
内ブタや蒸気口キャップなどにネバネバがついたままだと美味しくできない場合もある。また、鍋にはフッ素加工されているものが多いので、食器洗い桶代わりにしない、酢を使わない、たわし・みがき粉は使わないが鉄則。
予約炊飯は13時間以内で
夏の予約炊飯は米の浸しすぎによる腐敗も。予約時間は13時間以内に。また、無洗米は8時間以内に。炊き込みご飯は具材の腐敗を防ぐため予約炊飯は禁止。
…いかがでしたか?知っているようで意外に知らないポイントもあったかと思います。毎日のことなので、この十箇条を頭に入れてぜひ美味しいお米ライフを!
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