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2019年02月26日 mimi/更新:2019.03.01

踏切やホームの「非常ボタン」押すと、どうなるのか?実際に押してみた

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踏切の警報機に設置されている非常ボタン。線路上や踏切内で何かトラブルがあったときに押すボタンであることは知られていますが、

実際にはなかなか押す機会がないので、非常ボタンを押すとどうなるのか?…は、なかなかきちんと知らないもの。

踏切やホームの非常ボタンを押すと、どうなるのか?実際に押してみた

非常ボタンを押すと、電車を止めて損害賠償とかで大変な事になる…

そんなイメージもあってか、踏切内で実際にトラブルが起こっているのを見かけても、非常ボタンを押さずに助けに行くというケースが多いようです。

しかし、警報機が鳴り初めてから約30秒程度で列車がやってくるため、警報機が鳴り初めて遮断機が降りるまでに助け出すのはなかなか難しいもの。

そのため、JR西日本は「問題があった時はためらわずに非常ボタンを押して欲しい」と言っています。

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非常ボタンを体験、JR西日本「非常停止ボタン告知キャンペーン」

非常ボタンを押すと、どうなるのか? 非常ボタンの使い方をもっと知ってもらおうと、JR西日本では定期的に「非常停止ボタン告知キャンペーン」を実施されています。

以下は、駅の周辺で開催されるイベント「おひなまつり」の実施にあわせて、JR三原駅に設置された「非常停止ボタン」の模擬装置。

非常ボタンが押せる!非常停止ボタン告知キャンペーン

非常ボタンを押すと、どうなるのか?などを実際にボタンを押せる装置を使って解説してくれます。

JR西日本の「非常停止ボタン告知キャンペーン」は今回のようなイベント時のほか、主に夏休みに入る7~8月にかけて小倉駅・博多駅・広島駅・岡山駅・神戸駅などで実施されることがあります。

踏切の非常ボタンを押してみる

まずは、踏切に設置されている非常ボタンから。踏切にある非常ボタンは、警報機付近に設置されています。

踏切の非常ボタンを押してみる

列車は、踏切の警報機が鳴り初めてから約30秒程度でやってきます。

さらに、非常ブレーキを使っても列車は急にピタッと止まれるわけでは無く、非常ブレーキを使用しても約600m近くは止まることが出来ないと言われています。

そのため、踏切内に閉じ込められるなどのトラブルが起こった場合や、それを見かけた場合は、救助に向かわずに非常ボタンを押して、なるべく早く運転士さんに知らせることが大事。

JRの非常ボタンを押す

非常ボタンを押すと、その場でブザー音が鳴り、踏切のだいぶ手前に設置されている停止信号が点灯します。

踏切の非常ボタンを押すと、停止信号(右)が点灯する
踏切の非常ボタンを押すと、停止信号(右)が点灯する

非常ボタンは列車を止めるための装置ではなく、運転士さんにどこの踏切で異常が起こっているのか?を、素早く知らせる為の装置となっています。

駅のホームにある非常ボタン(SOSボタン)を押すと、どうなる?

JRの駅のホームに設置されている非常ボタン。踏切とは違い、駅のホームでは近くに駅員さんがいて安心しているところもあり、踏切ほど非常ボタンについて意識したことがなかったのですが、

ホームに設置されている非常ボタンは、いったいどういう時に押すものなのでしょうか?

駅のホームにある非常ボタン(SOSボタン)を押すとどうなる?

JR西日本の方に伺うと、ホームに設置されている非常ボタンは、

スマホや人が落ちたら、駅のホームにある非常ボタン(SOSボタン)を押そう

人がホームから転落した時や、誤ってスマホなどを落としてしまった時など、自分で拾いに行かずに非常ボタンを押して欲しいとのことでした。

駅のホームの非常ボタン

ホームの非常ボタンを押すと、ブザー音が鳴り始め、ランプが点灯します。

JR駅のホームの非常ボタンを押したらブザー音とランプが点灯

ホームには、何カ所か非常ボタンが設置されてあり、どこのボタンが押されたか職員さんに分かるようになっています。それを確認して、現地に職員さんなどが駆けつけ、対処してくれます。

227系から新しくなった、列車内の非常ボタン(SOSボタン)

駅のホームや踏切と同じように、電車の中にも非常ボタンが設置されています。古いタイプの列車にも備え付けられていましたが、

2015年3月から導入された227系電車(レッドウィング)からは、非常ボタンも新しくなっています!

電車内の非常ボタンは、227系から新しくなった!

227系から新しくなった、列車内の非常ボタン(SOSボタン)

これまでの非常ボタン(SOSボタン)と違うのは、ボタンのそばにマイクとスピーカーが設置されたところ。

227系から新しくなった、電車内の非常ボタン(SOSボタン)

これまでは、SOSボタンが押されると、乗務員さんが押された車両に行かないと、何が起こっているのか確認できませんでしたが、

227系の電車からはマイクとスピーカーが備え付けられているので、SOSボタンを押すとランプが点灯、乗務員さんに繋がって会話が可能になり、すぐに状況を伝えることが出来ます!

人命が最優先!非常時には、ためらわずに非常ボタンを押そう!

踏切で警報が鳴りはじめ、踏切内で立ち往生している車両や人の姿を見て、助けに行かずに「非常ボタン」を押しても、電車が来る前に立ち往生していた車などの問題が解決して、立ち去ってしまうこともあります。

人命が最優先!非常時には、ためらわずに非常ボタンを押そう

そういった時、結果だけをみてしまうと「何もなかったのに非常ボタンを押した」と、問題になるのではないだろうか…と、いう心配をする方もいると思いますが、

JR西日本によると、結果がそうなっても “人命を救いたいと思って非常ボタンを押した” ということに対して、問題になることは無いとのこと。

もちろん、興味本位でイタズラに非常ボタンを押すのは絶対NGだが、必要なときにはためらわず、非常ボタンを押しましょう!

※当サイトの掲載内容は、執筆時点(公開日)または取材時点の情報に基づいています。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。



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