公開:2022年04月02日 Mika Itoh/更新:2022.04.02

別府の温泉湧出量は世界一!シューシューモクモク、湯けむりに包まれる町

温泉大国と言われる日本の中でも、日本一の湧出量を誇っているのが大分県・別府市。街を見渡すと、あちこちからシューシュー!モクモク!と白い湯けむりが上がり、

温泉の町ならではの風景が広がります。

別府の温泉湧出量は世界一!シューシューモクモク、湯けむりに包まれる町

そんな別府ですが、実は日本だけでなく世界的にみても湧出量が凄かった。なんと世界ナンバー1なのです!

入浴できる温泉としては、別府の湧出量が世界一!

『温泉湧出量世界ランキング』では、1位はアメリカのイエローストーン国立公園で、大分県の別府市は世界2位なのですが、これは単純に温泉湧出量だけを見た場合の数字。

そのため、“人が入浴できる温泉湧出量” としては、別府が世界1位なのだとか。
参考:九州観光旅館連絡会

別府温泉は、入浴できる温泉として湧出量が世界一!
湯煙が凄いですが普通の公園なんですよ、ここ(笑)

別府の街を歩くと、それを体感します。何気ない民家脇の通路や、公園にも大量の湯けむりが上がっています。他県から訪れると、それだけを見てもテンション上がる!

源泉の数も日本一と言われる大分県別府市では、大量に湧き出てくる温泉を使いきれないため、大半がそのまま川などへ流されているのだそう。

別府の鉄輪温泉では、街の至る所から温泉の湯けむりが上がっている!

源泉温度が高温の鉄輪エリアなどでは、温泉の湧出口や煙突だけでなく、車道の脇にある排水溝などからもほんわり湯気が上がっているんですよ。

別府には8つの温泉郷がある!

別府には以下の8カ所に温泉郷があり、それらを総称して別府八湯(べっぷはっとう)と呼ばれています。

別府温泉 読み:べっぷおんせん
JR別府駅の周辺で繁華街に位置する温泉郷
浜脇温泉 読み:はまわきおんせん
別府温泉の南隣で海辺にあり、浜から温泉が湧き出る様子から命名。別府温泉発祥の地と言われています
観海寺温泉 読み:かんかいじおんせん
昔から湯治で多くの人が利用している温泉。見晴しの良い立地
堀田温泉 読み:ほりたおんせん
別府インターチェンジの周辺にある温泉郷。湯量が豊富で貸切風呂がある施設も多い
明礬温泉 読み:みょうばんおんせん
地下30cmあたりに温泉脈がある相当な地熱地帯。温泉ガスの蒸気が地表から勢いよく噴出するしている。湯治効果が高いお湯が楽しめる。
鉄輪温泉 読み:かんなわおんせん
街の至る所から湯けむりが上がり、別府の象徴的な情緒を醸し出している温泉郷。
柴石温泉 読み:しばせきおんせん
鉄輪温泉の北に位置する、歴史ある温泉郷。平安時代の醍醐天皇が湯治で使っていたと伝えられています。
亀川温泉 読み:かめがわおんせん
別府の沿岸部北側にある温泉郷。海の目の前で温泉熱の温かい砂風呂に入れる「海浜砂湯」が有名。

九州観光旅館連絡会によると、海外も含め世界で温泉の泉質は11種類あるそうですが、別府にはそのうち10種類の温泉が湧いているのだそう!まさに「おんせん県」ですね!

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