幻のスイーツ列車、或る列車が8月運行開始!
或る列車 という、JR九州が「幻」となった電車を復活させ、九州を駆け巡りながら車内で極上スイーツを楽しむ観光列車を、2015年夏から運行開始する事を発表しました。
明治39年(1906年)、当時の九州新幹線がアメリカの ブリル社に豪華客車を発注したものの活躍する機会なく、幻の客車となった「九州鉄道ブリル客車」、通称「或る列車」。
その或る列車の貴重な模型をもとにデザイン・設計をした豪華客車が、2015年8月8日に九州に蘇ります!
金と黒、唐草模様が入った レトロで斬新な車両デザイン
“スイーツ列車” というのが女子としては一番気になるところですが、車両の外装・内装もまた豪華で一風変わっています。
車両の「顔」の部分には唐草模様が入っていて、日本的な雰囲気も。しかし車内1号車のデザインは、絨毯・座席・天井に至るまでエレガントな模様が入った洋風なつくりで華やかな色使いが印象的です。
2号車は落ち着いた木の色合いで、個室風になっている。
或る列車は全2両編成で、定員は38名。内装は号車によって世界観が異なるため、利用時は「どんな雰囲気で電車の旅を過ごしたいか?」を考えて選ぶとよさそう。
スイーツコースを担当するのは、南青山「NARISAWA」のオーナーシェフ・成澤由浩氏
気になるスイーツの内容ですが、或る列車のスイーツコースを担当するのは、東京・南青山にレストランを構え、自然環境をテーマにした料理を作り続けている事で世界的に有名だという 成澤由浩氏。
九州各地の素材を使用したスイーツは、九州の職人たちがこの列車のために特別に制作したオリジナルの器に盛られて提供されるそうです。
コース内容は
- NARISAWA“bento”(九州の肉・魚・野菜を使用した軽いお弁当)
- スイーツ1品目(カクテルグラスに盛られたスイーツ)
- スイーツ2品目(大きなガラス皿に盛られた2品目は車内のライティングにも注目)
- スイーツ3品目(陶器皿で登場するメインのスイーツ。ケーキなどちょっぴりボリュームあるもの)
- ミニャルディーズ(旅の最後を彩る一口サイズのお茶菓子)
電車を走らせるコースは
大分駅⇒日田駅(8月8日から10月12日)
佐世保駅⇒長崎駅(秋季以降)
と期間によって異なり、それぞれおよそ2時間強の電車の旅となります。また、料金は基本プランで1名20000円(二人席を二人で利用する場合。一人での利用は追加料金がかかる予定)。
JRの片道運賃・スイーツコース・ドリンク代などはこれに含まれるとのこと。受付は専用サイトにて5月8日から先行予約を開始。
※当サイトの掲載内容は、執筆時点(公開日)または取材時点の情報に基づいています。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
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