恋愛成就!?恋山形駅、山奥にピンクすぎる駅がある風景
鳥取県八頭郡、青い空と美しい山の緑の風景によく映える、ラブリーピンクに染まった恋山形駅があります。
駅の周りのフェンスから手すり、鉄パイプ、ベンチに至るまでとにかくどこを見渡してもピンクに染まっています!
1日の平均乗降人数は3人と言われる、小さな無人駅が、一体ナゼこんなことに…。
始まりは他社コラボの「恋駅プロジェクト」、ピンク染めは独自案
まずは恋山形駅の様子を動画でご覧ください。
このピンクすぎる駅「恋山形駅」、元々はどこにでもある普通の駅だったそう。
ところが2012年5月、全国に4つしかない「駅名に【恋】がつく駅」を持つ鉄道会社が集まり、「恋」をテーマに連携して地域の活性化を図ろうと恋駅プロジェクトが立ち上がります。
▼駅名に「恋」がつく駅
- JR北海道 母恋駅(ぼこいえき)
- 三陸鉄道 恋し浜駅(こいしはまえき)
- 西武鉄道 恋ヶ窪駅(こいがくぼえき)
- 智頭急行 恋山形駅(こいやまがたえき)
プロジェクトでは4社共同で「恋駅きっぷ」を限定発売すると好評につき一瞬で完売してしまったのだそう。
これにニーズがあると踏んだ智頭急行は、地域の活性化をめざして、2013年5月に恋山形駅の駅舎をピンクに塗り上げてリニューアルオープン!
この大胆な試みが話題となり、県外からも観光客が訪れる駅となったそうです。
恋山形駅の1番ホームには神社のように絵馬を飾る事ができる場所が。
さらに、教会のように鐘を鳴らすこともできて、いろんな場所の “ありがたいアイテム”の要素が詰まっています。
ハート型の絵馬は恋山形駅ではなく、一駅隣の智頭(ちず)駅で購入できます。願いを書いてここに飾りたい場合は先に智頭駅で購入してからくるとよさそう。
ベンチや柱がピンクに染まるほか、駅名標やホームの乗り場案内表示はハート型にするというこだわりはスゴイ。
また、智頭急行はトミーテックから発売されている鉄道制服コレクション「鉄道むすめ」にも参加しており、そこで登場するキャラクターイラストも大きく描かれています。
駅の外にはフォトポイントも設置中。カメラスタンドに手持ちのカメラを置き、ハート型のしるしの上に立って撮影すると二人の背景に大きなハートがうつるようになっています。
旅の思い出に、恋山形駅でラブラブなショットを残しては。
ちなみに、駅の横にはシバザクラが植えられているため、春になるともっとピンク色に染まった恋山形駅が見られそうです。
名称 | 恋山形駅 |
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住所 | 鳥取県八頭郡智頭町大内地内(地図) |
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