公開:2023年08月25日 Mika Itoh/更新:2023.10.19

鳥はどうして雨の日でも電線にとまってる?ブルブルしながら濡れている理由

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雨の日に、スズメやツバメ・カラスなどの鳥が電線に止まっているのを見たことがありませんか?

土砂降りの雨が降る中、雷まで鳴っているのにブルブルしながら雨に打たれて…、耐え忍んでいるようにも見えます。

なぜ鳥は雨の日でも電線にとまってる?ブルブルしながら羽繕いするワケ

雨宿りをすればいいのに…と心配になったりしますが、実はこれ、雨に耐え忍んでいるわけではなく、

鳥たちは雨を利用して水浴び(シャワー)しています。

雨の日に鳥が電線にとまっている理由は「水浴び」だった!

鳥はとっても綺麗好き。冬でも水浴び(または砂浴び)をして体を洗い、清潔に保っています。

鳥が雨の日に電線にとまってる理由

以下の動画は、雨の日に電線にとまっている鳥さんたち。

鳥はブルブルしながら体全体に雨水を浴びて、羽の汚れをとったり洗い流しています。実際に、この子たちも2~3分ほど水浴びを楽しんだら木陰などへ飛んでいきました。

鳥の水浴びの後は決まって羽繕い(毛づくろい)!鳥が羽繕いする意味

水浴びの時に限らずですが、鳥はよく羽繕い(毛づくろい)をしています。うちにもインコが3羽いますが、しょっちゅう羽繕い。お手入れを欠かしません。

鳥は綺麗好き!冬でも水浴びします

鳥の羽繕いは、主に羽毛など羽についた汚れ・虫などを取り除いて清潔にするために行っていますが、実はそれだけでなく動物病院の先生によると

羽に油分をコーティングする意味もあるといいます。

鳥の水浴びの後は決まって、羽繕い!鳥が羽繕いする意味

インコや鳥には、尾脂腺(びしせん)というものが尾羽の根本(お尻の近く)にあり、そこから分泌される油脂成分を、

頭で体にこすりつけたり、くちばしで羽の1本1本に塗り広げたりして、水をはじくバリアの役目(防水性を高める)を維持しています。


鳥の羽繕いには、愛情表現・コミュニケーションの意味も

ちなみに、自分の体だけでなく他の鳥の羽繕いをしてあげる微笑ましい姿を見ることがありますが、これはコミュニケーションの1つ。

愛情表現の1つでもあります。以下の動画は、その様子。

ちなみにウチのインコさんたちは、筆者の頭にとまった時に髪の毛を毛繕いしてくれることがあり、相手が人間でも同じように愛情表現してくれます。

鳥の羽繕いは、愛情表現・コミュニケーションの意味もある

なんとも可愛い仕草ですね!


電線に止まった鳥は、どうして感電しないの?

それにしても、いつも不思議だったのですが、電線に止まった鳥たちはどうして感電しないんでしょうか?雨が降ると、余計感電しやすくなりそうなものですが。

九州電力によると『電線には被覆(ひふく)があるため感電しません』とのこと。電線には、電気を通す芯線(導体)と、その表面をビニールなどで覆っている被覆があるので、

街にある電線に鳥が止まっても感電しないのだそう。

しかし、電線がむき出しになっている「送電線」にも鳥の集団が止まっていることがあります。送電線でも感電しない理由は、『鳥は一本の電線にしか止まっていないから』。

鳥は「電線の上」にいるだけで「回路」になっていないので、鳥に電気が通ることなく電線の中を通り過ぎていくのだそうですよ!解説は九州電力の動画にて。

1本の送電線の上なら問題ないですが、鳥が2本の送電線に同時に触れてしまうと、たちまち感電し丸焦げになってしまうのだとか。

以下の、日本電線工業会の動画がとても分かりやすいですよ。

山奥にある送電線では、2本の電線にカラスなどが触れてしまい感電事故を起こすこともあるようです。

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