構想20年以上!豚骨ラーメン「一蘭」初のカップ麺、こだわりの具なしで登場
福岡の豚骨ラーメンの人気店、一蘭(いちらん)が初のカップ麺「一蘭 とんこつ」を2021年2月15日より発売します。
一蘭といえば、両側が仕切られたカウンター席で、店員さんとも注文時にしか顔をあわせず、1人でラーメンと向き合いながら味わう「味集中カウンター」があることでも知られるお店。
店舗は北海道から沖縄まで全国展開しており、台湾や香港・ニューヨークにもお店を構えています。そんな一蘭ですが、カップ麺を発売するのは今回が初めて。
しかも、構想には20年以上かかっているのだとか!
お客様の声に応えようと、カップ麺づくりに試行錯誤してきたが、なかなか満足のいく味わいに辿り着かず、製品化に至らず完成までの道のりは長かったが、
麺の歯ごたえやなめらかさ、スープの味や舌触り・香り高さ、秘伝のタレの旨味、それぞれが納得できるものが出来上がったのだとか。
それゆえに、純粋にラーメンの味を楽しんでほしいと具材は一切入れないという、こだわりのカップ麺となっています。一足早く、その味を試食したので感想をレポートします。
最後まで飲み干したくなるスープが美味「一蘭 とんこつ」カップラーメン
開封すると、中にはノンフライ麺、粉末・液体の2種類のスープ、秘伝のたれ が入っています。
麺の入ったカップに熱湯を注ぎ入れ4分待ったら、付属の後入れスープA(粉末)とB(液体)を入れよくかきまぜ、最後に秘伝のタレを加えます。
この秘伝のたれ、「辛いのでお好みにあわせて量を調節してください」とありますが、タレを加えると「辛くなる」というよりは「グッと旨味が増して美味しく」なります。見た目や色ほど辛くはないので、全入れがおすすめ。
驚いたのは、粉末スープの量。個人の印象ですが、他のカップ麺の粉末スープの量よりはるかに多く、濃く美味しいスープを追求した、というこだわりを感じます。
スープの旨味がしっかりしていて、麺もお店で食べる生麺に近い。
具材がないのは寂しいと思っていましたが、限りなくお店の味に近づけるこだわりが、シンプルなカップ麺を生み出したのかもしれません。
価格は1つ490円と、カップ麺としては高価だが、たしかにこだわりを感じる1杯となっています。
カップ麺「一蘭 とんこつ」は、2021年2月15日より一蘭の店舗(一蘭 古賀SA店下り線を除く)や一部コンビニ、小売店などで販売。
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