[この記事はプロモーションを含みます]
   公開:2019年12月24日 伊藤 みさ/更新:2023.10.03

ワクワクする保存食・ローリングストックのススメ!日々の備蓄は非常時の味方

日々の食事の買い物にプラスαをするだけで備えられる「ローリングストック法」は、近年政府も勧めているほか、レトルト食品の棚のPOPで啓発するスーパーもあるほど、ポピュラーな「備え」になりつつあります。

ワクワクする保存食・ローリングストックのススメ!日々の備蓄は非常時の味方

地震や台風など、自然災害がたくさん起こる日本。「もしも」の時のために備えるとなるとどうしても後回しにしてしまいがちですが、そんな人(筆者)にもローリングストックならとても身近で、続けられそう。

毎日忙しい現代人だからこその「息抜きごはん」という感覚で食品をストックしてみませんか?実際に筆者が実践してみた内容を例にしてご紹介します。

ローリングストックって?

ローリングストックとは、日常生活で消費しているものの中で保存のきく食料品を備蓄しておく保存食のこと。まずは日々の食料品を少し多めに買ってストックしておき、食べたらその分だけまた買い足していく。

ストック分を一定量に保ちながら消費・補充を繰り返すため、ストック(保存食)でありながら日々の消費の中に取り込んでいるので、家計の負担と感じにくい。さらに、自然に保存食を備蓄するクセがつきます。

ローリングストックにシリアルバー
コバラがすいた時にもうれしい

さらに、保存しておくものは「自分の食べたいものやお気に入り」を多めに選ぶことで、ストックしておくのも楽しく忙しい日々にも役立つ嬉しい存在になります!

「もしも」が起こった時、実際に被災した人の中には「気づいた時にはもう逃げられなかった」「ペットがいるから避難所にはいけない」などの理由で、被災後に自宅で過ごすという人も多いといいます。

そんな時、非常食(非常用持出袋)のほかにローリングストックがあれば、被災時にもしばらくはほぼ普段と変わらない食事をとり続けられるため、食に対するストレスが少なくて済むのです。

非常食(持出袋)とローリングストックの違い

筆者はローリングストックを取り入れる前まで、備えとして準備していたのは「非常用持出袋」に入れて置いておく、という一般的な方法でした。その為、いわゆる「非常食」を集めて備えていました。

こちらも用意しておいて損はないものですが、実際にスーパーなどに行ってみると『非常時のための加工品』はほとんど売られていない、という現実があります。

身近なスーパーなどでは、消費者が日常的に求めるものの品揃えを充実させている店が多いため「防災コーナー」などを設けていない限りは、それ専用の商品を見つけづらく、

規模の大きな雑貨店(東急ハンズなど)やネットで探すなどのほうが早いのですが、非常食があったとしても、やたら高いのです。

非常用持出袋 写真
缶詰中心に集めてみたけど、そもそも袋の容量におさまりきらない・・

一般的な非常食は「持出袋」に入れるとして、ローリングストックで備えるものはレトルト食品や缶詰・フリーズドライなど、身近な商品で揃えていくほうがストレス無く日常の消費にも役立ちます。

ローリングストックのおすすめは「お気に入り」「食べてみたい」加工品

非常食を揃える時にネックとなるのは「水・熱源・電気」がなくても、封を切ればすぐ食べられるものでなければ現実的ではない という点。

しかしローリングストックは、「日常生活で消費しながら備蓄する」ものであり、自宅内で食べることを想定しているものなので、多少条件は緩くなる。

お湯を入れれば食べられるフリーズドライ・カップラーメン/湯煎などで温めればすぐに美味しいレトルトパウチ などが便利。

ローリングストック 画像
一部、長期保存用の商品もあるがほとんどがスーパーで買える身近な商品で揃えられる

ポイントは、「お気に入り」「ふとした時に食べたくなる」「気になる新商品」など、自分にとって食欲がそそられるもの。

こうすると、忙しくて食事を作る時間がないときのお助アイテムにもなり、消費が早ければ賞味期限の長いものをあれこれ考えて購入する手間も省ける。

さらに、大雪などの外出を控えたい時や、家族・自分の急病時にも食べもののストックがあれば慌てなくて済む!というのも心強い。

ローリングストックに必須、水とカセットコンロの備えもお忘れなく!

ローリングストックは、自宅内で食べることを想定しているからこそ必須といえるのが「水」と「カセットコンロ」。電気やガスが止まっても、カセットコンロなら手軽に熱源が確保できます。

ローリングストックとカセットコンロ
イワタニ カセットフー 達人スリム

レトルト食品を温めたり、お湯を沸かすのにもこれらは必要であり、実際に災害に遭った人からも「あたたかいものが食べたい」という声も多いので、

ローリングストック導入時は必ず、カセットコンロとお水は備えておいて下さいね。

なお、おうちで食べる事を想定して保存する「ローリングストック」に対して、「非常用持出袋」は、袋の容量も限られるので“避難所に辿り着くまでの1~2日分の食料を想定しておくと良い” とも言われています。

筆者の場合は、懐中電灯やラジオなどと共にカロリーメイトやシリアルバー、携帯おにぎりなどすぐに食べられる・省スペースで納められるようなものを忍ばせています。

twitterでシェア シェアする LINEで送る

  • 当サイトの掲載内容は、公開時点または取材時点の情報です。最新記事・過去記事に限らず公開日以降に内容が変更されている場合がありますので、ご利用前に公式の最新情報を必ずご確認下さい。
  • 記事の内容については注意を払っておりますが、万一トラブルや損害が生じても責任は負いかねます。ご自身の判断のもとご利用ください。
  • 当サイトはアフィリエイトプログラムを使用しています。

忍者とインコ LINEスタンプ

あわせて読みたい

edit 『 生活・ライフハック 』の一覧

前の記事 / 次の記事

関連タグ