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   公開:2023年07月29日 Mika Itoh/更新:2023.10.19

骨伝導イヤホンってどう?メリット・デメリット、使ってみて気づいたこと

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ちょっと気になっていた「骨伝導イヤホン」。先日、たまたま店頭で見かけて手ごろな価格で販売されていたので、どんなものかと試しに買ってみました。

骨伝導イヤホンってどう?メリット・デメリット、使ってみて気づいたこと

普通のイヤホンは、スピーカーから出る音を鼓膜を経て聞いていますが、

骨伝導(こつでんどう)イヤホンは、骨から音の振動を伝える仕組み。頭(頭蓋骨)の振動から内耳を震わせて脳へ音を届けているんだそうです。不思議ですね。

音の振動が骨から伝わる…というのは、いったいどんな感じなんでしょうか!

骨伝導イヤホンの相場

骨伝導イヤホンの相場は幾らくらいなんでしょうか。アマゾンで「骨伝導イヤホン」を検索してみると、価格帯はザックリ2パターン。2000円前後の低価格帯のものと、1~3万円前後の高級イヤホンに分かれています。

骨伝導イヤホン、ワイヤレスを使ってみた感想・メリット・デメリット

高いものほど「ノイズキャンセリング」「長時間再生が可能」「音質の良さ」「防水」「高速充電」などなど、機能レベルが上がる・または追加されています。

筆者が店頭で見つけたものは、低価格帯のものとしてレビューしていきたいと思います。


骨伝導イヤホンの形や仕様

筆者が買ったのはLAKOLEの骨伝導イヤホン。価格は2000円で、イヤホン本体と充電用のUSBケーブルが付いています。

骨伝導イヤホン、ワイヤレスを使ってみた感想・メリット・デメリット

左右一体型のワイヤレスイヤホンなので、スマートフォン端末などとBluetoothで接続して使います。マイク付きなので、通話やネット会議でも利用可能。

ワイヤレス 骨伝導イヤホン、マイク付きで通話やWEB会議も可能
充電ポートの隣はマイクロSDカードスロット

装着イメージは以下の通り。後頭部側から耳にかけて、モミアゲのあたりに骨伝導の丸い部分がくるように装着します。

ワイヤレス骨伝導イヤホン、装着方法
ワイヤレス骨伝導イヤホン、屋外利用がおすすめ!

ボリュームの+ボタンを長押しすれば、電源オンオフが可能。機能がシンプルで使いやすい。また本体が軽く、一般的なカナル型イヤホンのように耳の中に入れる必要がないので、非常に快適です。

bluetooth接続したスマートフォンの音楽を流してみたところ、丸い部分が振動して音楽が聞こえてきました。これは不思議…!

実際に骨伝導イヤホンを使ってみて、良かったところ(メリット)と、気になったところ(デメリット)を挙げてみます。


骨伝導イヤホンのメリット・良かったところ

  • 耳の中に入れないので、圧迫感もなく長時間つかっても耳が痛くならない
  • 耳をふさがないのでイヤホン以外の周辺の音も聞こえるので危険が少ない
  • マイクロSDカードに音楽データを入れておけば自動再生される。携帯端末が無くても使える(※カードは別途購入)
  • 普通のワイヤレスイヤホンに比べて、紛失しにくい
  • マイクも付いているのて通話やオンライン会議などにも使える
  • 装着が安定している(ズレたり外れたりしない・しにくい)
  • ランニングやウォーキング・お散歩・山登り・サイクリングなどはもちろん、キャンプ場など多少の音漏れがあっても気にならない環境に最適

さらに、骨伝導イヤホンの利用者の声のなかには「難聴者でもよく聞こえた」という声もありました(※1)。

※1:難聴には「聴覚神経に問題がある難聴」と「鼓膜に原因がある難聴」の2種類あり、「鼓膜に原因がある難聴」の方には骨伝導イヤホンは有効であることが分かっています。スウェーデンでは1970年代に骨伝導補聴器を開発。以降、日本でも骨伝導や軟骨伝導の仕組みが補聴器に採用されています。
参考:補聴器業界の歩みほか

骨伝導イヤホンのデメリット・音漏れなど気になったところ

  • 想像以上に音漏れするため、図書館など静かな場所では使えない
  • 振動型のため、イヤホンは常にバイブ(振動している)状態
  • ボリュームを上げれば振動も強くなる
  • 大きな音にするほど当たる部分に違和感が出てくる
  • 肌に触れていなくても、耳元に近づけるだけで同じくらいの音量で聞こえる(骨伝導じゃないのか?)
  • 音質は普通のイヤホンより劣る

骨伝導イヤホンの利用者の声を見ていると、音漏れの悩みは「あるある」のようです。それほど大きくない音量(たとえばiphoneで5/10くらい)でも、隣に座っている人には何の曲かわかるレベル。

そのため、図書館や職場などではちょっと使用が厳しいかも。このあたりは、お高い骨伝導イヤホンを選べば解決できるモノがあるのかもしれません。

逆に、少々の音漏れがあっても気にならない、ランニングやウォーキング、登山・キャンプなどといった屋外環境にはピッタリ。

耳をふさがないので、車の走る音やサイレンの音はもちろん会話も聞こえるので、イヤホンを使っても危険度が少ない。

また、軽くて装着感もよいので、大きな音で聞き続けたい!という方でなければ、長時間使用していても装着ストレスは低いと思います。

自分の利用目的にあわせて、普通のイヤホンとの使い分けをするのがオススメです!

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