公開:2024年07月13日 伊藤 みさ/更新:2024.07.13
車のキー(スマートキー)が電池切れ・故障…でも慌てないで!ドアの開け方・エンジンのかけ方
この頃の車の施錠・解錠・エンジンのON/OFFって、もうほとんどが「鍵」ではなく、遠隔操作でピっとやったりボタンを押すだけでOK。だけどそのスマートキー・キーレスキーって電池で動くもの。そして突然やってきます。
電池切れ、故障というその時が。
そんな時、“終わった…” “詰んだ…” と絶望しないでください。そのスマートキー・キーレスキーには、ちゃんと非常用の「メカニカルキー」が備わっていますよ!
これを出して使えば、車のドアは開閉できるし、エンジンのON/OFFもできます。
スマートキー、キーレスキーの形状は違いがあるもののおおよそ使い方は共通しているものがあるのでお手元のものと照らし合わせながら見てみてください。
スマートキー・キーレスキーの故障・電池切れの時 施錠・解錠・エンジンのON/OFFのやり方
はじめに、「キーレスキー」はドアの施錠・開錠を遠隔操作できるもの(リモコン)でエンジン始動は「鍵」を挿し回して行うものと言われています。
キーレスキー、キーレスエントリーとも呼ばれる
その場合、鍵は露出しており、操作方法も「スマートキー」とは異なるためご注意ください。以下はスマートキーの非常時の使い方について。
スマートキー
スマートキーとは、ポケットやバッグにいれたまま車のドアの施錠・開錠、エンジンのON/OFFが行えるキーのこと。
スマートキーがついている車には鍵穴がほとんどなく、筆者の車も運転席のドアにしか鍵穴がありません。さらにエンジンON/OFFもボタンで行うので、電池がきれたらもう車動かせないじゃん…と、おもってしまいがち。ですが、ちゃんとその辺も考えてくれています。
以下はドアの開錠からエンジン始動までの流れ(やり方)。
- スマートキーの側面や端などに小さなツマミやボタンがあり、これを押しながら中に収納されているメカニカルキー(通称:メカキー)を抜き出します。
- 運転席側のドアノブにある鍵穴にメカニカルキーを挿し回すことで施錠・開錠ができます。
- エンジンの始動は運転席に座りブレーキペダルを踏み、スマートキー本体をパワースイッチに近づける。
- ピッとブザーが鳴ったらパワースイッチを押す。するとエンジンがかかります。
筆者の車はトヨタのもので、メーカーにより異なる部分はありそうです。ちなみにトヨタの場合はスマートキーについているトヨタマークの面をパワースイッチに近づけるというのが正式なようです。
昔の車だと、ドアの施錠・開錠・エンジンON/OFF すべてメカニカルキーだったので「エンジンかけられないじゃん…」という不安もなかったのですが、便利になるほどにそれが出来なくなった時の不安感は大きいですね。
ちなみにスマートキーの電池寿命は1~2年と言われています。自分で交換できないなどの時は車屋さんにお願いするとやってもらえますよ。
お困りごとの役に立てましたら、幸いです。
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