公開:2024年05月18日 Mika Itoh/更新:2024.05.20

雨や気圧の変化でつらい頭痛や肩こり「気象病」や「天気痛」は対策・治療が出来る!

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雨の日が近づくと頭痛や腰痛・肩こりが酷くなったり、めまい、古傷がチクチク・ズキズキと傷んだり。

もともと持っている持病が天気の変化によって悪化する体調不良、「気象病」。
気象病は女性に多くみられ、全体の約4割の女性が気象病に悩まされているといいます。

雨や気圧の変化でつらい頭痛や肩こり「気象病」や「天気痛」は対策・治療が出来る!

また、気象病の痛みや気分障害に関わることを「天気痛」と呼び、特にひどい人は、私生活に影響するほど痛みが強いことも。

筆者も天気痛に悩まされている1人。とくに疲れが溜まっているなど体調を崩し気味のときに雨が近づくと、頭痛や吐き気でコンディションは一気に最悪になり、もう仕事どころではなくなります。

どうして気圧が頭痛や体調不良を引き起こすの?その理由は

気象病は、気圧の変化(気圧の低下)に敏感な人が影響を受けやすいといいます。雨や台風などが接近すると気圧が下がりますが、

たとえば今、外はいい天気で雨雲が近くにあるわけでもないのに気象病の症状が現れてしまうのは、目に見えない小さな気圧の変動が届いているから。

どうして気圧が頭痛や体調不良を引き起こすの?その理由

気圧の変動は体には負担となるので、交感神経と副交感神経のバランスの乱れが起きやすい人はこの微小な気圧の変化が “ストレス” として脳に伝わり交感神経が刺激され、

頭痛をはじめ腰痛・肩こり・めまい・吐き気などを引き起こすと言われています。


治療法あり!天気痛の原因を抑える注射で、予防できる!

気圧の変化によるこれらの痛みで悩んでいる人のほとんどが、市販薬(痛み止め)を服用することで対処していますが、

最近は天気痛にきく治療法もあり、注射1本で1か月ほど天気痛から解放されるのだとか!

気圧が低下すると、脳内にCGRPという痛みの原因物質が発生し、これによって気象痛が引き起こされますが、この原因物質を取り除く効果のある注射治療を受けることで改善できるといいます。

病院は「神経内科」や「耳鼻咽喉科」に“天気痛外来” や “頭痛外来”で受診するのがおすすめ。

気象病や天気痛を持つ人は、これから梅雨に向けて憂鬱になっている方が多いのでは。症状がひどく我慢できない痛みのある方は、病院に相談してみて。

治療法あり!天気痛の原因を抑える注射で、予防できる!

憂鬱な梅雨も、快適に過ごせそうです。


自分でできる天気痛の対策・耳マッサージ

気象病・天気痛は、自律神経の乱れが影響して引き起こされるため、自律神経を整えるマッサージが効果的!

  1. 両手で耳をつまんで横に引っ張って離す、を繰り返す(血行促進)
  2. 耳たぶを人差し指と中指の間で挟み、クルクルと回してマッサージ

など、耳周りをほぐしてあげると血流がよくなって自律神経が整えられます。

ちなみに、耳の周りをほぐしてあげると、肩こりからくる眼精疲労にも効果があると言われていますので、デスクワークの人にとっては一石二鳥!

簡単にできるケアなので、是非取り入れてみてください。

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