七尾線観光列車、着物のような「和」の電車が2015年10月に
北陸を代表する観光列車を目指し、JR西日本は2015年10月から 石川県の金沢から和倉温泉を繋ぐ七尾線に 七尾線観光列車を投入することを発表しました。
七尾線観光列車は、北陸の伝統工芸である「輪島塗」や「加賀友禅」をイメージし、これを連想させる赤と黒を基調とした外装・内装になっています。観光列車は数あれど、こんなに和の柄がふんだんにあしらわれている電車なんてこれまでなかったのではないでしょうか?
力強く走って行く電車なのに、着物を身にまとったような上品さもあってなんだか不思議な感じです。
シートや床、天井まで豪華な 七尾線観光列車
驚くのは外観だけじゃなく、むしろ内装の方がいろいろ凝っていてスゴい!
以下は1号車のイメージなのですが、このきらびやかな感じ…!ちょっと豪華さが群を抜いていやしませんか?
1号車は全28席になる予定で、2名掛け・4名掛けの席がそれぞれ向かい合うスタイルで設置されている。そのテーブルも漆塗りのような輝き。奥の扉は桜(?)が咲き乱れる絵で背景はゴールド…!
天井にはもみじ。コレ、日本人はもちろんですが外国からの観光客にすごくウケがよさそうです。
2号車には和風個室が設けられていて、電車とは思えない、どこかの料亭のような空間。(乗車するのに一体おいくらするんでしょう…。)
こちらは“北陸の温泉文化を表現”しているのだそうです。この七尾線観光列車の車内サービスでは 和菓子・スイーツ・利き酒セットなど、一風変わった有料車内販売から 地元の方による駅・車内での「おもてなしパフォーマンス」も予定されているのだそうです。
この観光列車は“北陸デスティネーションキャンペーン” にあわせて運行開始され(2015年10月)、和倉温泉駅もこの時期を目指して改装されるそうです。JR西日本のこの力の入れ方、かなりのもの。
電車ファンはもちろんのこと、乗り物にそんなに詳しくない筆者でも「ちょっと乗ってみたいな(ドキドキ)」と思ってしまうキレイな車両、運行開始が楽しみです!
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