松江城のお膝元で和菓子とお点前体験ができる、喫茶きはる
島根県松江市で、素敵なお庭を見ながらお点前(おてまえ)体験はいかが?島根県・松江城のすぐ横にある、松江歴史館。ここは松江城や町のしくみ・現在の町に隠された秘密について 資料や映像などで紹介している建物です。
その中にある「喫茶きはる」では、庭園を眺めながら畳敷きの広間で和菓子とお抹茶を頂くことができます。
ここで出てくる和菓子は、黄綬褒章を受章した伊丹二夫氏の作品。季節を感じる、美しい和菓子(練り切り)をはじめとしてご当地キャラや時事を反映したものまで、常時沢山の種類が取り揃えられています。
創作実演の様子も見ることができる庭園付きの喫茶が、気軽に利用できるというのは嬉しい。
喫茶きはるではお点前体験も気軽にできる
喫茶きはるは、松江歴史館(有料)の中にあるますが料金所の手前から入る事ができるコーナーのため、入場料はかかりません。
喫茶コーナーに入るとすぐに 伊丹二夫さんが腕を振るっています。職人さんは話しかけづらいと思いこんでいたのですが優しい笑顔で迎えてくれ、いろんな作品(和菓子)をみることができます。
今回ここを訪れたのは秋だったため、柿/もみじ/栗などの秋をモチーフにしたものが多くありました。
このほか意外だったのは、ゲゲゲの鬼太郎シリーズ(作者の水木しげるさんはお隣鳥取県出身)や、島根のゆるキャラ「しまねっこ」もあったこと。
地元出身の錦織圭選手が優勝した時にはテニスラケットの和菓子も数量限定で作ったというほど、時代も反映させる柔軟さ。
注文はこのカウンターで行い、好きな席へ。畳の広間に座布団とテーブルが置かれるシンプルな配置です。ガラス張りの外は庭園になっています。
抹茶体験(お点前体験)もできるということで、「上生菓子、抹茶体験セット(980円)」を頂くことにしました。すると運ばれてきたのは、セルフお点前セット。
お抹茶の点て方は説明書きがあるのでそれに沿ってやってみる。自分で点てるため、お抹茶が泡立たなかったり…といろいろありますがそれもまた楽しいもの。(2杯分楽しめます)
このほか、上生菓子や抹茶の他、抹茶アイス、出雲ぜんざい、コーヒーなどもありました。
また、松江城のお殿様である 松江藩七代藩主の松平不昧(ふまい)は江戸時代後期の大名茶人であり “藩主としての務めを果たしながら、茶道を究めた人”だったそう。こんな予備知識があると なおここでのお茶の時間が趣あるものになりそうです。
(松江城のお堀での様子)
名称 | 喫茶きはる |
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住所 | 島根県松江市殿町279番地(松江歴史館内) |
営業時間 | 4月~9月:9時から18時30分/10月~3月:9時から17時 |
定休日 | 毎月第3木曜日 |
問合せ | 0852-67-2844 |
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