久留米一臭いが旨い!?大砲ラーメンの濃厚豚骨スープは、クセになる味
とんこつラーメン発祥の地と言われる福岡県久留米市。福岡県といえば「とんこつラーメン」ですが、九州の豚骨ラーメンの中でも「久留米ラーメン」は最もスープが “濃厚” なのが有名です。
地元の方にオススメの久留米ラーメンを聞いて連れて行ってもらったのが「大砲ラーメン」さん。
「おいしいけど、くさくても大丈夫?」そんな前置きに脅されつつも、ご当地感を感じたい!とチャレンジしてきました。
大砲ラーメン、意外とあっさり系?白濁スープ…だが膜は張る
久留米市民に連れられてやってきたのは 大砲ラーメン上津店(福岡県久留米市本山1-5-25)。店内に入ると、熱気と共にガツンとしたとんこつスープの香りが鼻を突きます。
久留米ラーメンのその香りは、本場のトンコツビギナーにはなかなか強烈のようで
「店の換気扇から出てくる香りが臭ければくさいほどウマい」
「人によっては食べる前にその臭さに食欲をなくす事もある」
と地元の方が言うほど。ちょっとビビっていた筆者でしたが、“オォ!これが噂の香りか…!” と感じたのも最初の数分。後は鼻が慣れてくれたおかげで、筆者は問題ありませんでした。
今回頂いたのは、大砲ラーメンの定番メニュー「昔ラーメン(650円)」。
「ギトギト」なイメージがありましたが、それほどでもなく美しい白濁のスープに、細めのストレート麺。バラ肉のチャーシュー、シナチク、ねぎ、のり、たまご。
昭和28年の創業以来1度もスープを切らすことなく継ぎ足しで作られてきたという「呼び戻しスープ」と、「カリカリ」と呼ばれる豚脂の揚玉が久留米ラーメンならでは。
筆者が濃厚系ラーメン好きということもあってか、濃いスープも最後まで美味しくいただける味でした。
また、濃厚スープを絡ませた麺を食べる合間の紅ショウガ(卓上にあるのでお好みで)が口の中をさっぱりとさせてくれ、非常にマッチしています!丼の中に入れると最後はスープがほんのりピンク色に。
食べた後はゆっくりとスープの表面に膜が張っていました。
久留米市のお隣はお茶の町・八女市だからなのか?テーブル毎に置いてくれるポットには、ラーメン屋さんとしては珍しく冷たい緑茶が用意され、濃厚ラーメンの後にさっぱり口を潤せます。
テイクアウト(お土産・箱入り)用の大砲ラーメンも食したことがありますが、断然お店でいただくラーメンの方が美味でした。
大砲ラーメンは久留米市通外町に本店を置き、久留米市内のほか大分・佐賀などに10店舗を展開中です(2016年3月現在)。
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