金箔がまぶしい!九州新幹線800系 さくら・つばめで、旅をゴージャスに
九州新幹線(鹿児島ルート)で使用されている800系新幹線。車体には「つばめ」のマークがついていますが、「さくら」と「つばめ」という2つのサービス名が使用されています。
九州新幹線が全線開通したのは2011年。そのうち、熊本県の新八代(しんやつしろ)駅~鹿児島中央駅間は、2004年に開通(部分開業)しました。
これと共に登場したのが、800系新幹線。東海道・山陽新幹線を走行している700系をベースに開発されたというものですが、車内は洗練されたデザインと煌びやかな配色。
「日本の伝統美が光るラグジュアリーな列車」が、移動時間をちょっと優雅な気分にさせてくれます。
金箔の壁に、多様なシートデザイン…鉄子じゃなくてもテンションあがる「800系新幹線」
JR九州によると、800系が走行する「新八代」~「鹿児島中央」間のおよそ70%がトンネル区間であり連続勾配もあるため、騒音や振動を抑えた乗り心地を追求。
スピードや性能もすごいのですが、個人的に心を奪われたのは車内インテリア。
乗車中一番長い時間を過ごすシートは、一般的な新幹線の客席とは違い、木製のイスにクッションがついているイメージ。車内に入ると一番に目に付きます。
横から見ても厚みが少ないのでシートの間隔が広く感じ、車内全体がスッキリとした印象です。
筆者は800系では赤色と青色のシートの2種類しか見たことがないのですが、シートデザインは全6種類あるとのこと。同じ800系に乗っても、シートデザインによって車内の雰囲気も異なります。
また、窓には「ロールブラインド」と呼ばれるすだれ風のブラインドが採用されていたり、洗面台には「八代いぐさ」を使った縄のれんが使われています。
車内販売では久留米絣(くるめがすり)のハンカチなどもあり、車体デザインや車内サービスなどにご当地の伝統工芸も散りばめられています。
そして一番ビックリしたのが、車両と車両の間のドア部分。ドアとその横の壁には金箔が使用され、金を使ったアートが飾られています。なんとゴージャス…!
これは2009年に発表した「新型」の800系に採用されているもの。「九州らしさ」にこだわって作られた800系のインテリアですが、この部分は「日本らしさの象徴」として金箔で有名な金沢の会社が装飾を担当されています。
ちなみに、車内の様子はGoogleストリートビューでも見ることが出来ます。
2016年現在では800系新幹線は博多~鹿児島中央間の「さくら」「つばめ」として運行中。
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