岡山スーリィラセーヌ、上品さと丁寧さが伝わるフランス菓子店
岡山県庁のすぐ近く、県庁通りから1ブロック細い道に入ったところにフランス菓子の店「スーリィ・ラ・セーヌ」があります。
クリーム色の壁に少し年期を感じる紺色の看板とドア。上品なその店構えを隠すように黒光りする高級車が店の前に停まり、着物を着た年配の男性が袋を片手に出てくる…。
店の周りに駐車場がないためか、このほかにも車を寄せては帰っていく人があとを絶ちません。
そんな人の流れを目にした当編集部、「ここは美味しいケーキ屋さんに違いない…!」と入店を決意。
スーリィラセーヌ、どれも凝ったつくりのケーキたち
スーリィラセーヌの店内は老舗の雰囲気と、明るいショーケース、アンティークな棚などがあり高級感が漂います。
ショーケースに並ぶケーキは約30種類。この中から今回試食したのは、
羽根のように軽い抹茶(580円)
抹茶の香りが濃く、クリーミーな口当たり。ケーキの底の部分は抹茶のクランチチョコになっていて触感も楽しい。
ラルムド・ア・ラ・マンダリーヌ(560円)
みかんと、リキュールでソティーされたバナナの香りが豊かで、マンゴーにも思えるほど。
ミルフィユ(600円)
注文が入ってからクリームをサンドして完成させます。
苺のショートケーキ(580円)
生クリームに苺がのった、王道のショートケーキではないのは見た目からも感じる一品。スポンジ生地とクリームで4層になっていて、口に含むと苺の甘さが絡みます。
ボロネーズ(600円)
ドーム型になった、他に比べて1.5倍くらいある大きなケーキ。しっかりとお酒をしみこませた生地の中にカスタードクリーム。外側をフワっとしたメレンゲのようなクリームで覆っています。
こちらのオーナーパティシエは女性。東京・代官山の有名店イル・プルー・シュル・ラ・セーヌで修行を重ね、独立してこちらのお店をオープンさせたのだそう。
本格フランス菓子店だけに、他のケーキ屋さんでは見かけないものもありましたが、ひとつひとつ丁寧に作られていることが伝わってくるような手の込んだケーキばかりでした。
店内にはイートインコーナーもあり、多くの岡山マダムがお茶とお菓子を楽しんでいました。(夏季は軽食も食べられるとのこと)
名称 | Souris,la Seine(スーリィラセーヌ) |
---|---|
住所 | 岡山県岡山市北区内山下1-2-15(地図) |
営業時間 | 10時~20時 |
定休日 | 不定休 |
問合せ | 086-224-3876 |
備考 | 駐車場なし |
※当サイトの掲載内容は、執筆時点(公開日)または取材時点の情報に基づいています。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
あわせて読みたい
- 爽快!上盛山展望台からぐるり瀬戸内ビュー、風力発電の巨大風車の迫力もスゴイぞ
- 上関城山歴史公園の桜が満開!河津桜と瀬戸内の眺めに癒されるお花見スポット
- 明石海峡大橋塔頂ツアーに、25名を無料招待!開通25周年を記念して
- 三日月食堂、福岡で体に嬉しい農家直営のカレーとサラダ専門店
- 九州初上陸!福岡イルミナージュ、アクロス福岡ステップガーデン 夜はイルミネーションZOOへ
- 紅葉に包まれる深谷大橋、島根県と山口県の県境にある渓谷が秋色に染まる
前の記事 / 次の記事
金庫扉もそのまんま!公文庫カフェは、銀行の面影生かした岡山の珍しいスポット
関連タグ