金庫扉もそのまんま!公文庫カフェは、銀行の面影生かした岡山の珍しいスポット
日銀だった建物をそのまま生かした岡山のカフェ「公文庫カフェ」が、ルネスホールにありました。
ここは、かつて日本銀行岡山支店として使われていた建物を、金庫扉などがそのまま残された状態で活用され、ホールやカフェになっています。
日本銀行岡山支店が誕生したのは、大正11年(1922年)。岡山城二之丸跡に古代ギリシア建築の様式がちりばめられた外観・内装で建設されました。
見た目はもちろん、施工技術もすばらしいこの歴史的建造物を後世に残そうと、現在は「ルネスホール」として生まれ変わっています。
ルネスホールには、コンサートや結婚式も行うことができる「多目的ホール」や「公文庫カフェ」があり、一般客も普通に利用することができます!銀行の雰囲気がそのまま残るこの建物を、とても素敵に生かされていましたよ!
公文書庫だった空間を利用した「公文庫カフェ」
ルネスホール内にある「公文庫カフェ」は、公文書庫として使われていた部屋をカフェにリニューアルしたというお店。
その入口ドアをよくよく見てみると、重厚で分厚い!
カフェの中に入ってみると、カウンターと2名がけのテーブル席が並んでおり、落ち着いた雰囲気のオシャレな内装になっています。
ここでいただけるのは、ドリップコーヒー各種やエスプレッソ、紅茶、酒類などの飲み物やスープカリー・ナポリタンなどの軽食、ミックスナッツなどのおつまみ、スイーツなど。
以下は「本日のストレートコーヒー」のグアテマラアンティグア(500円)とショコラズコット(460円)
フレーバードラテ(キャラメル)560円、黒ごまと豆乳のモンブラン(460円)※いずれもケーキ+ドリンクで100円引き
ギャラリーのようにもなっており、壁には写真がディスプレイされていました。
夜の利用も可能とのこと。昼間はカフェ、夜はバーとして営業されています。
元日本銀行岡山支店の「第一号金庫」も見学できる
カフェの隣には「第一号金庫」などの空間がそのまま残されています。金庫といえば、銀行では普段 厳重に守られている場所。
一般の人は決して立ち入ることが出来ない場所ですが、銀行時代の姿をそのままに建物を活用されているため、金庫も施設の一部として見学することができます。
扉付近は見学することも出来ますが、なんだか牢屋を感じるほど重々しい雰囲気があります。
この扉から関係者の方が出入りされていたため、奥はスタッフルームになっているのかもしれません。
この他、この地の歴史資料なども展示されているので、ちょっとした社会見学気分で館内を見て回ることが出来ます。
結婚式・コンサートもできるルネスホールの「多目的ホール」がすごい
ルネスホールのメインは、この多目的ホール。
天井が非常に高く、8~9mほどあるそうです。ここは結婚式のほかコンサートも行われるのだそうで、会場の四隅にある柱にはスピーカーが埋め込まれていています。
当日、ホールで何も予定されていなければ、自由に見学させてもらえます。ホールとしては比較的小規模な感じですが、雰囲気もよく音も響くため、コンサートや結婚式なども雰囲気よく行えそう。
ホールの裏側通路・階段にはサインが所せましと書き残されていて、「Thanks for good sound!」というコメントも。
以下の動画は、ルネスホール全体の様子。
春には中庭に桜も咲いていて、テラス席などでもゆっくり時間を過ごせます。他ではなかなか味わえないこの雰囲気、夜のバー利用もしてみたい。
名称 | ルネスホール(多目的ホール・公文庫カフェ) |
---|---|
住所 | 岡山県岡山市北区内山下1丁目6-20(地図) |
時間 | 公文庫カフェの営業時間は、11時~22時(ラストオーダー21時30分) |
休館日 | 火曜日・年末年始(カフェも) |
問合せ | 086-225-3003 |
関連 | 岡山県のグルメ&お出掛け&コネタ |
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