福岡は「くたくたのうどん」が人気、唇で切れる柔らかうどん
ラーメン、明太子、もつ鍋…と福岡県の名物はたくさんで意外と知られていないものの、福岡県民が愛してやまない「地元の味」を持つのがうどん。
うどんといえば「うどん県」のキャッチフレーズでも知られる香川県のイメージが強いですが、福岡でもラーメンと同じくらい人気があって店舗も多い「うどん」。
一般的にうどんに求められる「コシ」は、福岡のうどんにはほぼなく、「麺を箸で持ち上げると切れる」「唇で切れる」「うどんは飲むもの」と福岡人が例えるように、柔らかいのが特徴。
ということで、地元民おすすめのうどん屋さんに連れて行ってもらいました。
sponserd linkハマる「ごぼ天」うどん、天かす食べ放題のお店も
福岡では「牧のうどん」「ウエスト」といった、うどんチェーン店が存在します。今回、筆者が地元の方に連れて行ってもらったのは「ウエスト」。
早い・安い・うまいと3拍子揃う「うどん屋」の店舗を多数もっており、同名の焼き肉店も運営されています。
うどん(麺)はツルっとしていて柔らかい。スーパーなどで販売されている「ゆでうどん」とはまた違った柔らかさがあり、おいしい。
価格は、かけうどん(素うどん)280円~と安く、いろんなトッピングも楽しめます。具で特徴的なのが「ごぼ天」や「丸天(丸く平らに成型したさつま揚げのようなもの)」。
“ごぼう天”というと、ささがきごぼうをかき揚げにしたものが一般的ですが、福岡ではブツ切りあるいは斜めにカットしたそのままの姿のごぼうの天ぷらが登場します。
(太い天ぷらが、ごぼ天)
これもまた柔らかく揚げられていて、こどもでも食べやすいくらい。
福岡県八女市で人気のうどん店・桐乃家でも、ごぼ天は同じく大胆にカットされたものが登場。
(こちらの ごぼ天は、太くて長い)
こちらのお店では、セルフサービスで漬物や天かすが追加できる仕組みになっており、小皿に天かすを山盛りにしてテーブルにもっていく方の姿も。他県民から見るとちょっと驚きます。
天かすを入れると出汁に甘味が溶け出しておいしくなるため、甘めの味付けを好む福岡県民は天かすを多めに入れて食べるのを好むようです。
また「かしわめし(とりめし)」も定番。福岡では鶏のことを「かしわ」と呼び、こちらも少し甘目の味付けとなっていました。
福岡のうどんは確かにやわらか麺。さぬきうどんとは対照的に弾力はありませんが「ごぼ天」と麺の柔らかさがどこかクセになる福岡県ならではの味でした。
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