ココパン、ハワイ風あんぱんが山口・周防大島で日本初上陸
瀬戸内海に浮かぶ周防大島(山口県大島郡)は、美しい海・ヤシの並木が続く “瀬戸内のハワイ”と呼ばれる島。
そんな周防大島で、ハワイ生まれのココナッツ入りあんぱん「ココパン(KOKO-PAN)」が販売中。
かわいいロゴに、「日本初登場!」の文字。この小さな島になぜ日本初登場が・・?
中身ぎっしり!新感覚だけど慣れ親しんだ味わい「ココパン」
ココパンが販売されていたのは、周防大島の「道の駅サザンセトとうわ(山口県大島郡周防大島町大字西方1958−77)」。
道の駅に夕方に訪れた時は売り切れ寸前。最後の1つをゲットです。
袋から出すと、比較的大きめでちょっとずっしりとしたパン。中身は白あんとたっぷりの細切りココナッツが入っていて、歯ごたえもしっかりあるので量の満足感もあります。
日本人に慣れ親しんだあんこの舌触りの中にココナッツの歯ごたえと、鼻から抜ける香り。意外な組み合わせにも思えますが、すんなりと受け入れられる変わり種あんぱんです。
ココパンのパッケージの説明によると、ココナッツあんぱん「ココパン」は、ハワイ島に住む日系人によって作られていました。
ハワイと周防大島との関係
明治時代に約4000名もの官約移民を輩出した周防大島(※1)は、カウアイ島との姉妹縁組を締結するなど文化交流も積極的に行われ、現在では一般的な「クールビズ」にあたる時期を周防大島では「アロハビズ」として実施。
アロハビズ期間中は公官庁や郵便局・銀行などの公的機関でアロハシャツを正装とする事なども1986年から行われているそうです。周防大島が「瀬戸内のハワイ」と呼ばれる所以は、南国の雰囲気が似ているだけではないのですね。
そんな「瀬戸内のハワイ」に島おこしの一環として登場したココパン。商品ロゴを山口大学の学生さんが手がけ、島内にあるパン屋さん・パン工房ワンハートが製造。「道の駅サザンセトとうわ」にて販売中です。
※内容は執筆時のもの。営業などを確認してからお出かけ下さい。
※1 官約移民…ハワイ政府と明治政府が結んだ契約に基づく移住。ハワイが労働力を求め、国内から約29000人が移住したが、そのうちの1万人が山口県、中でも4000人以上がこの周防大島から移住した(コトバンクより)
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