公開:2018年04月25日 伊藤 みさ/更新:2018.05.15
トリッキーなお茶パフォーマンス!四川豆花の茶芸師(ティーマスター)
表情ひとつ変えずテーブルに近づき、細長い首の急須を使ってトリッキーなお湯の継ぎ足しサービスをしてくれる、茶芸師(ティーマスター)!
この茶芸師(ティーマスター)は、シンガポール中心部のオフィスが点在するビーチロード沿いにあるホテル「パークロイヤルビーチロード(PARKROYAL on Beach Road)」ロビー階(1階)にある、
四川・広東料理レストラン「四川豆花飯荘(シーチャントウファ)」で出会ったもの。本場の味を楽しめるレストランなのですが、この店で一番印象に残ったのが、このティーマスターのお茶サービス!
何度でも継ぎ足してくれるティーマスター、八宝茶はお口直しに
ティーマスター(茶芸師)と呼ばれる、お茶サービス専門の方の様子をまずは以下の動画でご覧ください。
JTBのオプショナルツアーに含まれていたランチで、こちらのレストランにお邪魔した時のこと。
お食事が始まってしばらくすると、鮮やかな黄色の制服を着たティーマスターがスッとテーブル脇へやってきて、湯呑にお湯を注いでくれたのですが、その時に取り出したのが、注ぎ口が細く長ーい急須!
ちょっとした曲芸のよう。長い注ぎ口からは、ビームのようにお湯が一直線へと湯呑めがめて飛んでいきます。なんとも、見事な注ぎっぷり。
これは「八宝茶」とよばれ、中国で愛飲されているお茶。
湯呑の中には百合根・ジャスミン・菊花などが入っており、お湯が注がれるとしばらく蒸して味を出し、フタを少しずらして中身がでないようにしながらいただきます。
ジャスミン系のさっぱりとしたお茶。中には氷砂糖も入っていたようで、少しずつ溶けていきます。
ティーマスターがあんなにも首の長い急須を使うのは、円卓を囲んで座るお客の間に入りづらいからか?とも思いましたが、遠くからお湯を注ぐと勢いよくお湯が回るので、味が出やすい…という理由もあるのかもしれません。
ちなみに、筆者のテーブルにやってきたティーマスターが注ぐときは、派手な動きはなかったのですが、ティーマスターによっては、以下のように魅せてくれる方もいるようです。
超絶パフォーマンス! /JTBパンフレットより
こんな感じに注いでもらえたら、普通のお茶もちょっとテンションが上がりますね(笑)
四川豆花飯荘(シーチャントウファ)はシンガポールだけでなく、東京・新丸の内ビル6Fにもお店あり。ホームページによると、東京にもティーマスターも居るとのこと。
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