公開:2018年04月30日 Mika Itoh/更新:2023.10.17
客船 ガンツウ、瀬戸内海に浮かぶ高級宿が宮島沖に停泊する様子
瀬戸内海をめぐるクルーズ船・ガンツウ(guntû)は、2017年10月に就航したラグジュアリー船。和風建築物が船の上に乗っているような外観がちょっと珍しい。
その外観に華やかさはないものの、客室はこだわりのスイートルームのみで、料金は40万円~(コースや客室タイプにより異なる)という高級客船です。
ガンツウのコンセプトは「せとうちに浮かぶ小さな宿」。
そのため、客室や船内には木材がふんだんに使用され、
ガンツウ 船内の様子
切妻の屋根、縁側などがある、客船としてはめずらしい造りになっているのが特徴です。
宮島沖を漂う高級宿・ガンツウ
以下の動画は、宮島沖に停泊中のガンツウの様子。
以下は、宮島の鳥居正面まで周遊してきたガンツウの様子。
ガンツウの運航コースは、瀬戸内海を巡る6航路。ツアーは2泊3日、3泊4日が中心で、広島・山口・愛媛・香川・岡山を周遊します。
ガンツウの客室タイプは、スイートルームのみ
クルーズ船・ガンツウの客室タイプは、スイートのみ。
ザ ガンツウスイート
ザ ガンツウスイート
グランドスイート
- 船首の景色180度が独り占めできる「ザ ガンツウスイート」(約90平米)
- 広々としたテラスを持つ「グランドスイート」(約80平米)
- テラススイート(内風呂タイプ、約50平米)
- テラススイート(>露天風呂タイプ、約50平米)
という4タイプのスイートルームが用意されています。
ガンツウは各地で寄港はせず、テンダーボートで案内
ちなみに、ガンツウは寄港しません。沖合で錨泊(碇を下ろして停泊すること)し、ガンツウに搭載されているテンダーボートで各地を案内してくれます。
ガンツウに装備されているミニ桟橋
ガンツウには小さな桟橋が装備されており、ここからテンダーボートに乗り降りします。
観光から帰ってきた乗客がガンツウに乗り込む
人が降りると、テンダーボートはくるりと反対側に回り込み、
専用の装置で船を吊り上げで、ガンツウの中に収納。
このままスッポリとガンツウの中にボートを収める
ガンツウは全長81.1m、全幅13.75m。船内には、客室が19室、展望デッキ、ダイニング、縁側、カフェ・バー、鮨カウンター、ジム、トリートメントルーム(エステ)、サウナ付き大浴場、ショップなどがあり。
ガンツウの予約・問い合わせは、ガンツウ ギャラリー(東京・帝国ホテル本館中2階)窓口か、電話(03-6823-6055)、またはホームページから。
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