軍艦島、廃墟となった長崎の端島が、世界遺産に?
軍艦島(ぐんかんじま )は、長崎県 にある島。軍艦島は長崎港から南西に約19kmの海上にある小さな島で、海から見ると、本物の軍艦と勘違いしてしまうほど似ていたことから軍艦島 と呼ばれるようになった島。
正式名称は、端島(はしま)って言うそうです。
そんな 軍艦島 が、いまかなりアツイらしく、軍艦島 を見に行くツアーに、申込が殺到しているとか!なぜそんなに 軍艦島 が人気なのか?
軍艦島 ではその昔、石炭が採掘されていたため沢山の人が訪れ移り住むようになったそうです。
海岸線をぐるっとまわっても、1200mしかない小さな島に学校や病院、神社や映画館・遊園地までもが建てられ、1960年には、世界一の人口密度と言われる5,267人もの人が、この 軍艦島 に住んでいたとか。
その人口密度は、東京の9倍に相当するそう。ものすごく大人気な島だったことがわかります。
軍艦島が、廃墟の島になったワケ
鉄筋コンクリート造の集合住宅も、日本で一番最初に建てられたのが、ここ軍艦島 だったそうです。
そんな 石炭という「宝」に人が寄り集まってきた軍艦島 でしたが、主要エネルギーが 石炭 から石油に変わってしまい、事業は衰退・・・。1974年には、軍艦島 の人口も半分以下になって閉山 することに。
この時、残っていた住民も全員 島を離れたため、軍艦島は無人の廃墟となってしまってたそう。
そんな、人が離れてしまった 軍艦島 が廃墟ブームで度々紹介され注目されるようになって、近畿日本ツーリスト が 端島( 通称 軍艦島 )に上陸するツアーをスタートしました。
ただ、廃墟なだけに 建物が崩れる危険もあるため、軍艦島 にツアーで上陸できるのは、年間100日程度。その日の天候や状況によって、上陸できないこともあるようです。
軍艦島 ツアー人気とは関係なさそうですが、軍艦島を世界遺産にする会 の働きかけなどもあって、 軍艦島 を含む「九州・山口の近代化産業遺産群」が世界遺産の暫定リストに登録されたとか。
廃墟の島・端島が、世界遺産 になるかも?
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