新茶の収穫最盛期はゴールデンウィーク!福岡県八女市の茶摘み風景

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2016年05月05日 18:00 記事/うめっち

太陽の光を反射するほど山々の新緑がピカピカと美しく輝く季節。ゴールデンウィーク頃になると、お茶の産地・福岡県八女市などで新茶の収穫が最盛期を迎えます。

新茶の収穫最盛期はGW!福岡県八女市の風景

福岡県八女市上陽町(じょうようまち)。山々に囲まれた畑は黒いシートで覆われており、まるで小さなビニールハウスが連なっているように見えます。

八女茶の茶畑 画像2

「茶畑」というと、緑色の茶葉が一面に広がるイメージですが、新茶の収穫を控えた茶畑は、こんな感じ。

八女茶の茶畑 画像3

5月頃に収穫期を迎える新茶(一番茶)は、前年から蓄えられた栄養分が豊富に含まれ、香りも良い一番おいしいお茶。「おいしいお茶の淹れ方」でも触れたように、お茶には旨み成分の「テアニン」という成分が含まれますが、日光に当たると「カテキン」に変わる。

カテキンは美容や健康に良いものですが、渋み成分でもあるため、農家の方は新芽が出てから日光に当てないようにこういった黒いシートを収穫の直前まで被せておくのだそうです。

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機械や手摘みで!新芽を収穫していく様子

八女茶 新茶の収穫(茶摘み)の様子5
(収穫前に姿を見せるお茶の葉たち)

収穫を機械で行うこちらの農家さん。腰の高さまであるお茶の木の、一番上にある新芽の部分だけを摘んでいくのだそう。

八女茶 新茶の写真

以下の動画は、機械で摘んでいく様子。

Youtubeチャンネル


お茶の木を跨ぐように機械で通りながら摘んでいきます。機械で摘んでいくため、これに合わせたお茶の木の管理や、育ち方を左右する土づくりが最も重要なのだとか。

八女茶 新茶の収穫(茶摘み)の様子1

八女茶 新茶の収穫(茶摘み)の様子2

新芽は黄緑色のやわらかい部分。

八女茶 新茶の収穫(茶摘み)の様子4

摘んだ後にまた出てくる葉を二番茶、三番茶…と呼び、四番茶までとれますが、やはり一番茶(新茶)が一番おいしく、人気がある。

八女茶 新茶の収穫(茶摘み)の様子15

摘みとった茶葉にも直射日光は大敵のため、品質を落とさないよう、袋に入れて木陰で保存します。

八女茶 新茶の収穫(茶摘み)の様子6

これをトラックに集めてお茶工場に運び、製品(八女茶)となるのだそう。

八女茶 新茶の収穫(茶摘み)の様子7
お茶摘みなど作業の合間の休憩がひとときの楽しみ

玉露はこうして作られている

緑茶の中で最高級品と言われる「玉露」は、上記の過程から更に日光を遮った状態で育てたものをいいます。お茶の木に黒いシートをかけ、その上に小屋のようなものを作って藁などで覆い、手間暇かけて育てる。

さらに「お茶摘み」の時には機械を使わず、手摘みで収穫しており、育てる過程から収穫に至るまで、手間と時間と人手が掛かっています。

「お茶摘み休み」がある学校も!

機械が導入されてもなお、手摘みのみで収穫する農家もあるため、多くの人手が必要な茶摘みの時期。この時期になるとたくさんの人を雇い何日もかけて摘んでいきます。

今でもゴールデンウィークには家族総出でお茶摘みをする農家さんも多いのだとか。

八女茶 新茶の収穫(茶摘み)の様子8

お茶農家の多い地域では、学校でも収穫最盛期の頃に「お茶摘み休み」があり、子供たちも家や地域のお手伝いをすることも。

そのため、学校の先生が「ちゃんとお手伝いをしているかどうか?」をチェックしに、茶畑を回る…なんてこともあったそうですよ。この地域ならではのお話ですね!

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