公開:2023年08月11日 伊藤 みさ/更新:2023.08.14
セブンでべジチェック、手のひら30秒かざせば野菜摂取量判定
株式会社セブンイレブンジャパンは簡単に野菜摂取量を推定できる機器を用いた実証実験を東京都内、神奈川県内、兵庫県内の一部セブンイレブン14店舗(2023年7月末時点)にて開始しました。
これは、カゴメ株式会社の特許技術である「ベジチェック®」を用いたもの。
ベジチェック®とは、手のひらをセンサーに約30秒押し当てるだけで、簡単に野菜摂取量を推定できる機器のこと。
センサーのLED(発光ダイオード)から照射された光が皮膚に反射し、皮膚の「カロテノイド量」を測定する。
ベジチェックではどうして手のひらを押し当てるだけで測定できる?
野菜(特に緑黄色野菜)を食べると、野菜に含まれるカロテノイド(トマトの赤:リコピン、人参の橙:βカロテンなどがカロテノイド)が体内に吸収されやがて皮膚に蓄積される。
これを様々な深さ・角度から得られる反射光を機器が測定し、カゴメ独自のアルゴリズムで、「カロテノイド量」を計算。
すると野菜摂取レベル、推定野菜摂取量を表示。どれだけ野菜を摂っていたかを“見える化” する。2~4週間前までの食生活状況が反映されるとのこと。
野菜摂取レベルは0~12.0までの段階表示で、7~8がおおよそ350gの野菜摂取量に相当する。
“バランス良く” を心がけていても、意外と摂れていないのが緑黄色野菜をはじめとする野菜。それを数値化してもらうことで、自分の食生活を少し見直すきっかけにもなりそうです。
この実証実験にあわせ、セブンイレブンアプリとベジチェックを連携。
ベジチェックのタブレット横に設置されたカメラ部分にセブンアプリの会員バーコードをかざしてからベジチェックで測定すると、後日1日1ポイントを上限とし、nanacoポイントが付与されます。
- 当サイトの掲載内容は、公開時点または取材時点の情報です。最新記事・過去記事に限らず公開日以降に内容が変更されている場合がありますので、ご利用前に公式の最新情報を必ずご確認下さい。
- 記事の内容については注意を払っておりますが、万一トラブルや損害が生じても責任は負いかねます。ご自身の判断のもとご利用ください。
- 当サイトはアフィリエイトプログラムを使用しています。
あわせて読みたい
- 郵便料金 2024年10月から大幅に値上げ、定形郵便がついに100円越え!レターパックプラスは80円アップに
- ローソンに100円クレーンゲームですと!?本格導入で1000店へ、エリア拡大も
- ビールの「ミニ缶」はなぜある?手のひらサイズ・135ml缶の需要とは
- 梅雨空にも映える 紫陽花の傘、東京・大阪・広島など全国33か所で無料貸出
- 混同しがちなお花・蓮(ハス)と睡蓮(スイレン)の違いと特徴、見分け方
- ドクターイエロー引退を発表、JR東海「T4」は2025年、JR西日本「T5」は2027以降目途
前の記事 / 次の記事