ごきげんよう 放送終了へ、30年以上愛された番組の軌跡
小堺一機さんが司会を努める、お昼の人気トーク番組「ごきげんよう」が2016年3月末で終了することをフジテレビが発表した、と各社が一斉に報じました。
Photo by いつだってごきげんよう~小堺一機が学んだ会話術
フジテレビのお昼の番組というと、単独司会者の生放送長寿番組としてギネスにも登録された「笑っていいとも!」が2014年3月末に終了。32年という長い歴史にピリオドを打ちましたが、これに続き、31年続いた「ライオンのごきげんよう」も終了へ…。
「いただきます」から「ごきげんよう」へ、少しずつ変わったシステムなどをたどる
1984年10月、当時28歳だった小堺一機さんを司会に迎えて「ライオンのいただきます」がスタート。「いただきます」では、各方面で活躍する “オバさま”たちが生放送で制御不能なトークを繰り広げることで人気番組に。
1991年1月に番組名は「ライオンのごきげんよう」に。
3人のゲストが順番にサイコロを振ってサイコロに書いてあるテーマ(腹が立った話、ここだけの話 など)に沿ったトークをしていくというスタイルで長らく愛されました。
Photo by おもしろサイコロ
サイコロの目の中に1つだけ “当たり目”が用意され、これが出るとゲストと観客、そしてあらかじめ応募があった視聴者へのLION製品のプレゼントもありました。(抽選や当選者発表の際にはLIONのキャラクター、ライオンちゃんの着ぐるみがサポート役で登場。)
ゲストが出したサイコロの目を小堺さんに続いて観客がコールするスタイルも、この番組ならでは。
また、放送時間帯がお昼過ぎという事もあり、ゲストには毎回おやつが出されていた事も。過去にはこのおやつを運ぶ係「おやつボーイズ」なるグループも存在。
さらに各地の人気店のおやつが出されることもあり、これがキッカケで全国に名が知れたお店も多い。
おやつ制度はその後、フードコーディネーターの手作りなどに変更されたりしましたが、いつしかおやつ自体もなくなりました。
2014年秋からゲストは3組から2組制へと変更になり、席替え・サイコロトークも廃止。最近ではゲストのプライベートシーンを取材し、その中から見える意外なエピソードをクイズにしたり…と、企画も様々となりました。
小堺一機さんは番組開始時28歳、そして2016年1月に還暦を迎える。長年お昼の顔を務め続けられただけに、2016年4月以降、小堺さんのいない13時台は当分さびしくなりそう。
「いいともロス」に続き「ごきげんようロス(ごきげんロス?)」なる言葉も出てくるかも?
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