公開:2024年07月31日 Mika Itoh/更新:2024.10.01
魚が「立ち泳ぎ」?!ちょっと変わった、かわいい海の世界の生物たち
お魚といえば、スイスイ~っと横に泳ぐイメージが強いですが、体を縦にむけて “立ち泳ぎ” する種類の子たちがいるって知っていました?
立ち泳ぎする魚といえば「ヘコアユ」なぜか逆立ちスタイル
立ち泳ぎする魚ときいて一番に思い浮かべるのが「ヘコアユ」じゃないでしょうか。
ヘコアユは、まるで葉っぱのようにペラペラな魚ですが、意外にも体の表面はカメの甲羅のように硬いのだとか。
その見た目から、オーストラリアでは razor fish(レザーフィッシュ:カミソリ魚)の名前が付いています。ゆらゆらと潮の流れに身をゆだねながら、立ち泳ぎしています。
ヘコアユが面白いのは、顔を下にして逆立ち状態で泳いでいるところ。
また、敵が近づいてくると、体の向きを一番薄くみえるほうに変えて周囲の岩場や海藻などに溶け込むようにして存在を消します。
敵に見つかった時や逃げる時は、体を水平にして素早く泳ぎます。
群れで天を仰ぎながら立ち泳ぎする、アオギハゼ
このオレンジ色の小さな魚はアオギハゼ。ハゼの仲間で、全長4㎝ほどしかない小さな魚。顔を上に向け天を仰ぐように泳ぐ姿からこの名前が付けられています。
アオギハゼは、立ち泳ぎでホバリング(その場に停止)しながら群れでいることが多く、みんなで仲良く立ち泳ぎしています。
岩陰やサンゴ礁域の洞窟など暗がりを好む魚なので、水族館の展示も照明をかなり落としてあることが多いので見落とすことがあるかもしれませんが、とてもカラフルで美しい魚。
ふわっと光が当たると、そのトロピカルな見た目が鮮やかに際立ちます。
透き通るようなオレンジ色の体に、尾ヒレは発光しているかのような鮮やかなピンク色、目元から尾ヒレまではライン模様が入っています。
立ち泳ぎ仲間のヘコアユと一緒に、同じ場所で浮遊している姿がなかなか可愛い。
太刀魚(タチウオ)も立ち泳ぎ!
銀色に光り輝く長いメタリックボディと、鋭い歯を持つ大きな口が特徴的な太刀魚(タチウオ)。その見た目が刀のように見えることが名前の由来になっています。
太刀魚(タチウオ)は大人になると1m以上になることもあり、ヘコアユやアオギハゼとは比にならないほど大きい。そのため、立ち泳ぎする姿はインパクトがあります。
漁師さんによると、太刀魚は立ち泳ぎしながら横にスーッと移動することもあるそうですよ!
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