公開:2016年01月21日 伊藤 みさ/更新:2016.01.22

10分どん兵衛、日清も知らなかった美味しい食べ方やってみた

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10分どん兵衛 という言葉が、“どん兵衛ファン”の間で2015年末頃からじわじわと広がって、ついにはCMにも組み込まれる事態となっています。

10分どん兵衛、日清も知らなかった美味しい食べ方やってみた

そのどん兵衛ファンとは、マキタスポーツさん。

マキタスポーツさんが出演しているラジオ番組「東京ポッド許可局」で、どん兵衛にお湯を入れて10分待つ “10分どん兵衛”を提唱したところ、リスナーやネットを中心に大きな反響があった。

日清はこの反響を受けて、CM「10分どん兵衛って知ってるか?」バージョンを制作。加山雄三さんと佐藤健さんが出演しシリーズ化しているCMに追加で公開されています。

かなりの広がりを見せている10分どん兵衛ですが、どれほど味が違うものなのか?試してみました。

九州のうどんチック、やわらか麺が美味しい10分どん兵衛作ってみた

百聞は一見にしかず、ということで日清食品が提唱している通常の「熱湯入れて5分」と、10分どん兵衛(熱湯入れて10分)を同時に作って食べ比べてみました。

10分どん兵衛の作り方は、マキタスポーツさんおすすめの方法に沿ってやってみます。

  1. フタを開けてきつねの上に粉末スープをのせる
  2. きつねにダシをしみ込ませるように熱湯をかける
  3. 待つ間に一度麺をほぐして、再度待つ
  4. 10分経ったら完成

10分どん兵衛を作ってみる1

10分どん兵衛を作ってみる2
きつねの上からお湯を注ぐことで味が出て美味しいとのこと

できた。やっとできた。カップ麺で10分待ちは相当長く感じ、いつもはちょっと早めに食べ始めてしまう筆者にとっては、忍耐が必要と感じたほど。

10分どん兵衛を作ってみる3

出来上がったどん兵衛がこちら。パッと見た目に違いは分かりにくいですが、10分待った方のきつねは若干大きくなっているようにも見えます。

10分どん兵衛を作ってみる4

10分どん兵衛を作ってみる5

さらに、うどんは5分のものよりもダシを吸ってツヤっとした感じ。口に含んでみると、通常の5分どん兵衛はコシが残る歯ごたえ。

一方10分どん兵衛の麺は柔らかく、こどもやお年寄りにも食べやすそうな感じ。

地域により違いはありますが、九州(福岡)のうどんは柔らかいのを好む傾向があり、極端なところだと、麺を持ちあげるとプツっと切れてしまうほど。

10分どん兵衛は、それを思わせる柔らかな麺になっていました。5分どん兵衛をゆっくり食べていると10分どん兵衛と同じ食感になりますが、最初からこの柔らかさで食べたい方はフタを閉めてじっと10分待ちましょう。

日清側は、これを試したことがなかったようで、

日清食品は10分どん兵衛のことを知りませんでした。

5分でお客様に美味しさを届けるということに縛られすぎていて、世の中の多様性を見抜けていなかったことを深く反省しております。

重ね重ねお詫びするとともにマキタスポーツさんに感謝申し上げます。おかげさまで売れています。有難うございます。

という、シャレのきいたお詫び文をホームページに掲載。マキタスポーツさんとの緊急対談も実現していました。以下はどん兵衛の新CM「出会い篇 10分どん兵衛」編。


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