公開:2018年05月20日 伊藤 みさ/更新:2019.03.31
茶葉まるごと食べられる!「茶葉の天ぷら」緑茶を余すとこなく
お茶の産地、福岡県八女市でお茶農家さんに教えてもらった「茶葉の食べ方」。
茶畑で育てられている「葉っぱ」が丸ごと食べられるなんて、想像したことがなかった筆者ですが「お茶の新芽を天ぷらにして食べることもあるよ」と聞き、百聞は一見に如かず…早速トライしてみました!
摘みたての新鮮な茶葉を実際に天ぷらにしてみたところ、クセやエグみ・口に残るイガイガもなく、パリパリっと美味しくいただけました!
最近ではお茶農家さんだけでなく、茶葉に含まれる栄養をまるごといただく「食茶」という食べ方としても注目されているのだそう。
チップス感覚で「天ぷら」、出がらしを「お浸し」でも!
天ぷらにして頂いたのは、お茶の旬である初夏に摘み取った、美しい若草色のやわらかい「新芽」の部分。
お茶摘みを体験してみるとよくわかるのですが、柔らかくしなやかな新芽の部分は、確かに美味しく食べられそう。
天ぷら粉にくぐらせて揚げ、実際に食べてみると、軽いチップスのような感覚でいただくことが出来ます。今回は天つゆでいただきましたが、抹茶塩で食べるのも良さそう。
その他、茎の部分は含まず旨みのつまった「葉」の部分だけから抽出するという最高級のお茶「玉露」をいただいた後は、抽出済みの茶葉にダシ醤油やポン酢をかけて食べると美味しいそうで、
こちらも苦味などは感じず、ほうれん草のおひたし のような感覚で食べられました。
ちなみに、家庭でよく使う「煎茶」をつまんで食べてみたところ、こちらは苦味が強い…。個人的には、クッキー生地などに混ぜ込む程度なら使えそうと感じました。
「食茶」にトライするときは、お茶をいれるだけで捨てるにはもったいないような「高級茶」の時にお試しを。
緑茶には様々な栄養が含まれていると言いますが、お湯には溶けださない ビタミンE、ベータカロチン、ミネラルなどは茶葉に残っています。茶葉をまるごといただくことで、これらも美味しく摂取できるのは嬉しいですね!
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