公開:2025年03月02日 Mika Itoh/更新:2025.03.02
捨てるの待って!チャックが片方はずれた時の直し方・簡単な修理方法!
クッションカバーやズボン・スカートなどのチャック(ファスナー)の片側がレールから外れて閉まらなくなった…!
脱線したまま元に戻らず閉まらない。あぁ終わった…気に入っていたのに… という経験、一度はあるんじゃないでしょうか。でもそれ、捨てるの待って!

そのチャック(ファスナー)、簡単に直せる場合があります。
筆者の場合、買って間もないクッションカバーが、ある日 見るとチャックが壊れて全開になっていました(笑)

スライダー(チャックを開閉する持ち手の付いた部分)の片側がレールから外れて、戻そうと試みるもぜんぜんハマらない。
新しいのに買いなおし?…と腑に落ちず、ダメ元で直せないかトライしてみたところ、意外と簡単に修理することが出来ました!これは嬉しい。
女性でも簡単に出来る、チャックの直し方をご紹介します。
チャック、ファスナー、ジッパー、どれが正しい名前?
チャックの名称って、「ファスナー」とか「ジッパー」とも呼びますよね。どれが正しいんでしょうか?
実は全部 正しいんです。アメリカで一番はじめに誕生したときに名付けられたのが「ファスナー」でした。

その30年後、開け閉めする時の「ジーッ」という音から、 アメリカの別の会社が商品名として「ジッパー」と名付け、
その6年後、日本で初めてファスナーを作った会社が独自の「チャック」という名前を付けたと言われています。
チャックのネーミング由来は、巾着(キンチャク)みたいにしっかり閉まることから。
ちなみに、日本で初めてチャックを製造したのは広島県尾道市・向島にあった「日本開閉器製作所」さん。
日本でチャックが誕生した日本開閉器製作所の工場跡地は現在更地になっていますが「チャック広場」という名前が付けられ、イベントなどで使われているようです。
壊れた(外れた・脱線した)チャックのスライダーを、レールに戻す方法・直し方
では、チャックの直し方を解説します。

スライダー(チャックの上げ下げをするための持ち手がついた部分)が、エレメント(ギザギザが噛み合わさるレール部分)から外れてしまうのは、
エレメントを通すスライダーの溝が歪んでいたり広がっていることが原因となっています。

修理に使うのはこれ。ペンチやマイナスドライバー。
もしも自宅になくても、100円ショップでどちらも手に入ります。

外れてしまった反対側のエレメント(レール)をスライダーの溝に通したい(戻したい)ので、ペンチやマイナスドライバーなどを使い、一旦 スライダーの溝を拡げます。

このとき、開きすぎたり力を入れすぎるとスライダーが壊れてしまうこともあるので注意。じわじわと、少しずつ拡げていきます。
エレメントが通る広さになったら、スライダーに噛ませるようにセットして、一番端に合わせます。

今度は、さきほど拡げた部分をペンチで少しずつ閉じていきます。狭くし過ぎると、スライダーの動きが悪くなってしまうので、こちらもジワジワと少しずつ力を入れながら。

スライダーを動かしてみて、エレメントが綺麗に噛み合えば完了です!

レール(エレメント)から外れたチャックを直す方法はとてもシンプルですが、なにせ小さいアイテムの修理。
力加減によってはチャックが完全に壊れてしまう可能性もあるので、力の入れすぎは注意ですが、諦めて捨ててしまう前に試してみる価値ありです!
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