公開:2015年07月15日 伊藤 みさ/更新:2015.07.16

急性カフェイン中毒は夏に要注意!コーヒーや身近なあの飲み物でも

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暑い季節がやってきてこの頃目にすることが多くなった「急性カフェイン中毒」という言葉。

急性カフェイン中毒を起こすと、短時間で多量のカフェインを摂取した時に動悸や心拍数・血圧の上昇、最悪の場合は心臓発作にもつながるのだそうです。

急性カフェイン中毒は夏に要注意!コーヒーや身近なあの飲み物でも

カフェインといえばコーヒーやお茶などがすぐに思い浮かびますが、意外とカフェインを多く含む飲み物として「エナジードリンク」が挙げられます。

エナジードリンクは近年、レッドブル・モンスターエナジーなど海外から様々な種類のものが日本に上陸し、コンビニなどでもたくさん販売されていて「眠気が飛ぶ」「元気が出る」として人気を博しています。

しかしこれらはカフェインや糖分を多く含んでいるため、多量に摂取するのは危険。医師は以下のように危険値となる摂取量を提唱しています。

どれくらい飲んだら急性カフェイン中毒になる?

急性カフェイン中毒は、体重50kgの人なら「1時間に325mg、3時間に850mgが危険量」となります。

日本では、200mlから350mlの缶を中心に商品展開が行われおり、「1時間に4本、3時間で11本飲むと危険な量」となります。

via. doctors-me.com

また、エナジードリンクマニアによれば、日本で多く飲まれているレッドブル(約200ml)は1缶に80mlのカフェインが含まれているため、上記のように「1時間に4本くらい」という計算になりますが、

海外のエナジードリンクの中には400ml級の大容量缶もあり、中には1本で300mg以上のカフェインが含まれているものもあるため注意が必要です。

もちろん、危険な摂取量は個人差があるためこの限りではありません。喉が渇く暑い季節、炭酸のエナジードリンクを飲むと爽快感もありますが、イッキに2本も3本もガブ飲みするのは危険のようです。

コーヒーなどでカフェインを摂取することによって眠気覚ましや気分転換にもなりますが、何にしても過剰摂取はNG。

健康な成人でカフェインの1日の摂取量は400mg以下(コーヒーカップ5~6杯くらい)とも言われているので、コーヒー好きな方は沢山飲んでも3~4杯/日 までくらいに抑えておく方がよさそうです。

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