公開:2017年08月01日 伊藤 みさ/更新:2017.08.02
各地で高温注意報、熱中症に気を付けて!予防・対処法を知っておこう
今年も7月末から8月にかけて暑さを増しており、気象庁から「高温注意報」が発令される日が多くなってきました。
高温注意報とは、翌日または当日の最高気温が概ね35℃以上になることが予想される場合に発表し熱中症への注意喚起を行うもの。(地域によっては基準が35℃でない場合もあり)
8月1日にも中四国・九州・沖縄に高温注意報が発表されており、各地で今年最高気温記録を更新。沖縄・鹿児島の一部では、その地域での観測史上最高気温まで記録するという、猛烈な暑さに。(気象庁発表による)
全国の熱中症による救急搬送人員は、消防庁によると昨年同時期(7月24日~30日の期間)と比べてほぼ倍の数、5000人を突破する事態になっています。
知っておきたい、熱中症の予防・対策方法
熱中症とは?
温度や湿度が高い中で、体内の水分や塩分(ナトリウムなど)のバランスが崩れて体温調節機能が働かなくなる。体温上昇/めまい/体のだるさ ほか、ひどい時には痙攣や意識の異常など様々な障害をも引き起こす。
予防策として、以下に留意することが呼びかけられています。
- 部屋の温度をこまめにチェックする
- 室温は28度を超えないようにエアコンや扇風機を上手に使用する
- のどが渇かなくてもこまめに水分補給を行う
- 外出する時は体を締め付けない涼しい服装で、日よけ対策も
- 無理をせず適度に休憩を
- 日ごろから栄養バランスの良い食事と体力づくりをする
屋内でも熱中症に!子供や高齢者は特にご注意を
熱中症は屋外で活動する人だけの問題ではありません。屋内に居ても子供やお年寄りは特に注意が必要と言われています。
こどもは背が低く地面に近い場所で活動することが多いため、地面の照り返しによって高温にさらされやすい。さらに汗腺などが未熟のため熱中症にかかりやすい。
高齢者は、喉の渇きを感じにくい・汗をかきにくいなど、体温を下げるための体の反応が弱くなるため、自覚なく熱中症になる危険あり。周りの人も注意してあげたい。
もしも熱中症と思われる症状になった場合は、涼しい場所・日陰に移動して衣服を緩め、安静に寝かせる。
太い血管が通っている首まわり、脇の下、太ももの付け根などを冷やしましょう。飲めるようであれば、水分をとらせるという処置もすすめられています。
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