黄砂で汚れた車、洗車はこすらないで!洗車機で傷だらけになる可能性、洗うときに気を付けたいポイント
春に観測されることの多い「黄砂(こうさ)」。
黄砂とは、東アジアのゴビ砂漠・タクラマカン砂漠、黄土地帯の細かな砂が強風によって吹き上げられ、上空の風によって運ばれるもの。それは海を渡って日本の上空にもやってきて降ってくる。
遠くの景色が霞んで見えたり、ひどいときには黄褐色に煙ることも。
そんな黄砂は、屋外にある洗濯物や車などに付着。色の濃い車についたり積もるととても目立つので手元にある布を濡らして思わず拭き上げたくなりますが、愛車のことを思うなら、その手をちょっと止めて・・!
黄砂で愛車を傷つけてしまう可能性があります。
かたく角ばっている黄砂は、粘りついてとれにくく傷つけやすい!
風に舞ってやってくるほど粒子の細かい黄砂なので、手で払ったりササッと拭けばよいと思いがちですが、雨や花粉と混じると粘度がでてとれにくく、さらに黄砂の粒子は角ばっているのだそう。
たしかに、車や窓ガラスについた黄砂を放置して固くなっていたという経験が、筆者にもあります。
角ばった砂の粒子が固まっているものを布などで拭くと、まるで紙やすりでこすったように傷ついてしまうという。
なんと恐ろしい…。
車の黄砂を洗い流したい時は、高圧洗浄機がおすすめ!
このため、黄砂に伴う洗車方法としてカー用品店や車に関する事業者からは「洗車するならまず高圧洗浄機で飛ばし洗い!」が推奨されています。(ホースでの水洗いの場合は水流を強く当てる)
こすらずに高圧の水流で飛ばし洗いし、そのあと細かな泡で優しく洗って流します。
落ち切れていない黄砂がスポンジに付着すると、傷を広げてしまう可能性も。そのため、スポンジ自体もこまめに洗いながら洗車するのがポイントのようです。
黄砂で汚れた車をいきなり洗車機に入れるのも危険
黄砂で車が汚れたら洗車機に駆け込みたくなりますが、固まった状態でいきなり洗車機にいれてしまうと細かい傷がたくさん付く可能性も。黄砂汚れは、手洗い洗車が無難のようです。
車を洗ったあとは、黄砂がつきにくいようにコーティング剤で仕上げると〇!
黄砂がついたばかりで固まっていなければ、「毛ばたき」で優しくはらうのも良いかもしれませんね。「黄砂がついたまま擦らない」ようにご注意を。
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