公開:2023年09月07日 伊藤 みさ/更新:2023.10.11

知らなかったシャインマスカットの選び方!産地の子どもたちは知っている、完熟したものは・・

甘くてジューシー、果皮が薄くて皮まで食べられるシャインマスカット!夏から秋にかけて、贅沢な果物として人気が高くスーパーなどに出回るほかスイーツにもよく使用されています。

ちょっと高級な果物だからこそ、購入するときは店頭に並ぶ品を見比べては「どれが美味しいのだろう・・」と悩みますよね。

知らなかったシャインマスカットの選び方!産地の子どもたちは知っている、完熟した甘いのは・・

“フルーツの目利き集団” ルッチフルーツデザインスタジオ(山梨県笛吹市)は、シャインマスカットの特徴や選び方を紹介しています。

完熟すると黄色いシャインマスカット、食感も変化

シャインマスカットというと、個人的には爽やかな緑色で、色が濃い方を直観的に購入していました。

ルッチフルーツによると、シャインマスカットの収穫は多くの農家さんでは以下のようなカラーチャートの「3」を目安に行われているのだそう。

シャインマスカットの収穫時カラーチャート

熟度は緑が濃い方が低く、熟度が高くなっていくにつれて少しずつ色は明るくなり、完熟すると黄色っぽくなる。

「4」以降になると、果皮に “カスリ” と呼ばれるシミがでやすくなり、見栄えの問題から「3」を目安に収穫し流通するのだそうです。

シャインマスカットは熟度が上がると「カスリ」が出やすい

しかしシャインマスカットの糖度は通常18度が基準となるのに対し、黄色の完熟シャインマスカットは20度を超えるものもあるそう。(全ての黄色いものが必ずしもそうとは限らないようですが)

甘味は、緑のものがさっぱりとした甘さなのに対し、黄色のものは濃厚な甘みが特徴的。

黄色いシャインマスカットは完熟のサイン

ただし、さわやかなマスカットの香りとパリっとした歯切れの良さは熟度が高くなるほど失うという。

なかなか出回る事の少ない「黄色いシャインマスカット」ですが、直売所や道の駅などでは見かけることもあります。

熟度の高い黄色いシャインマスカット

筆者も道の駅の人に「どう違う?」と聞いたところ、同じ答えが返ってきました。食感や甘味などそれぞれに好みがあるので、こういった特徴・見分け方を知っているとより美味しく食べられそうです。


ルッチフルーツはシャインマスカットを糖度保証

ルッチフルーツは、黄色く完熟したシャインマスカットを「大人シャインマスカット」、苗木を植えて2~3年の若い樹になる小粒で黄色いシャインマスカットを「こどもシャインマスカット」と名付けて販売。(いずれも商標登録済)

また、全てを糖度検査して糖度20度以上を保証。お客に「はずれ」を届けないことに全力を注いでいるとのこと。詳しくはルッチフルーツ公式サイトをご覧ください。

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