公開:2022年04月03日 伊藤 みさ/更新:2022.04.06
名菓ひよ子の移動販売車「はっぴよカー」高速走って九州で活躍中
鮮やかな黄色の車体に「ひよ子」がくっついた、銘菓ひよ子の移動販売車 その名も
「はっぴよカー」が2022年2月に誕生。福岡県内を中心に、ショッピングセンターや高速道路SA、道の駅などで活躍中です。
ボディの真ん中が “パカッ” と開いて、青空に映える日よけ(屋根)が出たその下にはヒヨコの形をしたお馴染みの「ひよ子」のほか
エンブレムが、ひよ子だァァァ!(喜)
季節限定の味や和菓子、焼き菓子など 吉野堂のお菓子がたくさん並んでいました。箱入りの商品もありますが、それぞれバラで1個から購入できるのがうれしい。
冷凍の「博多ひなの焼き」は、はっぴよカーに備え付けられている電子レンジで解凍・温めてその場でもいただけます。
二十焼き(大判焼き)のひよ子型バージョン
筆者はおうちに連れて帰ってから温めてリベイクして美味しくいただきました
なにより、明るいカラーリングのはっぴよカーは目を引き雰囲気を明るくしてくれます。
ひよ子の吉野堂125年記念の移動販売車!
今やだれもが知る、かわいい形のお饅頭「銘菓ひよ子」は東京土産だと思う人も多いですが実は福岡生まれ。
その歴史は古く、福岡の筑豊・飯塚にあった菓子舗「吉野堂(創業は明治30年)」の2代目が大正元年の冬に誕生させたのが、当時としては珍しい “饅頭によくある丸型ではなく立体的なひよこの形”のひよ子。その愛らしいお菓子は瞬く間に人気となりました。
その後、戦中・戦後の苦難を乗り越え福岡・天神に出店したのが昭和32年。ひよ子は “焼きあがるそばから客の手に渡る” というほど行列スイーツへと成長。第十四回全国菓子大博覧会では総裁賞を受賞、天神の百貨店に出店…と名実ともに福岡を代表する銘菓へ。
そして、昭和41年の東京駅 八重洲口地下商店街への出店にあわせ、関東の工場を建設。土地に合わせたひよ子への改良などを経て多くの人に知られるブランドになったという歴史があるのです。
そんな、吉野堂創業125年を記念し誕生したひよ子カー「はっぴよカー」。ネーミングは公募により決定されています。
はっぴよカーは週末を中心に、現在福岡県内で活躍中。筆者が出会ったのは 八女市にある道の駅たちばな で、「この車で高速走ってきたんですよ!」とお店の方はにっこりお話してくれました。
かなり目を引く見た目の移動販売車なので、道を走っているときも注目の的でしょうね!
はっぴよカーの出店情報は、ひよ子本舗吉野堂 のホームページにてスケジュールが発表されていますので気になる方はチェックを。
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