神社で足湯?!福岡 天神のど真ん中・警固神社は、都会のオアシス
福岡県福岡市の中でも活気にあふれたエリア「天神」。高層ビルや百貨店などが立ち並ぶ都会のど真ん中に、
警固神社(けごじんじゃ)という、歴史深くもどこか都会的な雰囲気もある神社があります。

警固神社は1608年(慶長13年)にこの地に遷座。もともとは、現在の福岡城天守台跡にあり、福岡城築城に伴いここに遷ったのだそう。
かつて外敵に備えて設けられた警固所に由来するこの地(地名)にある警固神社は、警(いまし)め、固(まも)る神 と言われ、日々の罪けがれ、病や災いからまもる 厄払いの神として知られています。
人通りや車の行き来も多いこのエリアですが、境内に入るとなんだか気持ちが落ち着くような雰囲気が漂います。筆者が訪れたのは午前中だったのですが、お仕事に行かれる前といった感じの方もお参りに訪れていました。
鳥居をくぐり、神門を通り、御社殿(ごしゃでん)で参拝。

鳥居

神門
ゆっくりと見回って引き返すと、神門の近くに・・なんと「足湯」がある!!

天神に遊びに来た人の休憩場所として…警固神社の足湯
警固神社境内に設置されていた足湯は、4~6人くらいで利用できる広さ。


お湯も、そのスペースも綺麗に保たれていて利用しやすい感じ。
お湯の紹介として、「天然ミネラルの足湯 ぽかぽかクリスター」と記されていました。社の方に伺うと、これは福岡市博多区にある浄水装置の製造を手掛ける株式会社クリスターにより設置されたもので、東日本大震災の被災地に足湯を寄贈した会社なのだそう。

被災地の設置後、警固神社にも設置されたそうで 天神を訪れた人の休憩場所として、という想いが込められているそう。
お湯はミネラルをたっぷり含み、装置により常に循環しているとのこと。温度は熱すぎず、ぬるすぎずちょうどいい湯加減でした。
利用料はそばに設置されている「おさい銭箱」にお気持ちを。タオルやご神水入りペットボトルなどは有料で社務所にて用意されています。

お参りで心穏やかに、足湯で足元すっきりポカポカで境内から出ようとすると数機の飛行機が頭上を通っていきました。

周りをぐるりと見渡すとビルにかこまれた立地。都会のど真ん中にいることを一瞬忘れていたひと時でした。


警固神社は2022年秋に向け社務所ビルを増築工事中
警固神社は昭和9年に建造された社務所の老朽化により、現在神社横に社務所ビルを増築するため工事が行われています。(神社の利用は可能)

鳥居をくぐって参道を歩くと右手に工事エリアがある

黄色く囲んだエリアが工事中
「ビル」というのが意外な感じもしますが、天神の中心部という立地であることや、周辺高層ビルからの見下ろし、歴史的収蔵物の管理・保存、周辺からの強い要望による貸事務所の整備 などを踏まえて
鉄骨造地上9階建、社務所や斎館(神職の支度部屋など)・参拝者休憩処(喫茶・飲食店舗)・貸事務所などを持つ社務所ビルとなる予定。
竣工は2022年9月、使用開始は10月予定とのことです。
神社名 | 警固神社 |
---|---|
住所 | 福岡市中央区天神2丁目2-20 |
足湯利用時間 | 9時~16時 |
備考 | 福岡県のお出かけ・グルメ情報 |
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