公開:2015年01月27日 伊藤 みさ/更新:2018.01.10

出雲大社の縁結びお守り、人から貰った方がご利益があるって本当?

 シェアする LINEで送る

「縁結びのお守りは、人から贈られた(もらった)方がご利益があるんだよ」

こんな話を、出雲で生まれ育った友人から聞きました。なんと、地元ではこの言い伝えはとても有名だそうで、その他の島根県人も次々と頷きます。

出雲大社の縁結びお守り、人からもらった方がご利益があるって本当?

出雲大社(島根県)は縁結びの神様として知られており、婚活中の女性などが良縁を求めて “ご縁結びの旅”に出雲大社を訪れたり、

また11月には唯一、全国から神様が集まってくる神社で「神有祭」も行われる場所のため、毎年たくさんの人が訪れ参拝しています。しかし、

出雲大社 画像

「縁結びのお守りは、人から贈られた(もらった)方がご利益があるんだよ」

この話は県外の人にはあまり知られていない話。せっかくお参りに行くなら、よりご利益がある方がいい!ということで、この「お守り」にまつわる話の真相を出雲大社の方に直撃しました。

出雲大社へ聞いた、お守りに関する5つの疑問

Q:縁結び守りは贈られた方がご利益があるのでしょうか?

A: いえ、特別そのような事はありません。(バッサリ)
Q:お守りはどのようにして持つと良いですか?

A: 縁結びのお守りは「肌守り」ですので、肌身離さずカバンやお財布などに入れてお持ち頂くとよいかと思います。(※肌守りとは一般的なお守りのことで、肌につけて持っている守り札。はだもり。)
Q:お守りをお財布に入れても大丈夫?

A: そうですね、いつも手にしているものにつけたり入れたりすると良いと思います。ただし扱いが雑にならないように。
Q:ご利益がある期間の長さは?

A: 特に決まりはありませんが、願いが叶ったりと色々なご自身の “節目”にお返し頂いてもよいかと思います。
Q:「お礼参り」は必要ですか?

A: お礼参りは、それぞれその方の「お気持ち」ですので。お守りは出雲大社に返さなくてはならないという決まりもありませんので、来られる事がもしないようでしたら、お近くの神社にお返し頂いてもいいです。

出雲大社に直接伺ったところ、質問には上記のような返答がかえってきました。「人から贈られた(もらった)方がご利益がある」という話には根拠はありませんでしたが、

“ 贈る人の想いも込められているため、大きな力が宿る ”

と信じる人も多いよう。“あなたに、いいご縁がありますように”と気持ちを込めて贈られるお守りはやはり嬉しいもの。恋や仕事など、いろいろな場面で素敵なご縁が巡ってきますように。

※当サイトの掲載内容は、執筆時点(公開日)または取材時点の情報に基づいています。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

 シェアする LINEで送る

忍者スタンプ

あわせて読みたい

edit 『 街ネタ・女子旅 』の一覧

前の記事 / 次の記事

関連タグ

ページ上部へ