公開:2016年03月21日 伊藤 みさ/更新:2016.03.21

久留米一臭いが旨い!?大砲ラーメンの濃厚豚骨スープは、クセになる味

記事タイトルとURLをコピー

とんこつラーメン発祥の地と言われる福岡県久留米市。福岡県といえば「とんこつラーメン」ですが、九州の豚骨ラーメンの中でも「久留米ラーメン」は最もスープが “濃厚” なのが有名です。

久留米一臭いが旨い!?大砲ラーメンの濃厚スープは、クセになる味

地元の方にオススメの久留米ラーメンを聞いて連れて行ってもらったのが「大砲ラーメン」さん。

「おいしいけど、くさくても大丈夫?」そんな前置きに脅されつつも、ご当地感を感じたい!とチャレンジしてきました。

大砲ラーメン、意外とあっさり系?白濁スープ…だが膜は張る

久留米市民に連れられてやってきたのは 大砲ラーメン上津店(福岡県久留米市本山1-5-25)。店内に入ると、熱気と共にガツンとしたとんこつスープの香りが鼻を突きます。

大砲ラーメン 上津店の外観

久留米ラーメンのその香りは、本場のトンコツビギナーにはなかなか強烈のようで

「店の換気扇から出てくる香りが臭ければくさいほどウマい」
「人によっては食べる前にその臭さに食欲をなくす事もある」

と地元の方が言うほど。ちょっとビビっていた筆者でしたが、“オォ!これが噂の香りか…!” と感じたのも最初の数分。後は鼻が慣れてくれたおかげで、筆者は問題ありませんでした。

今回頂いたのは、大砲ラーメンの定番メニュー「昔ラーメン(650円)」。

大砲ラーメン 画像2

「ギトギト」なイメージがありましたが、それほどでもなく美しい白濁のスープに、細めのストレート麺。バラ肉のチャーシュー、シナチク、ねぎ、のり、たまご。

昭和28年の創業以来1度もスープを切らすことなく継ぎ足しで作られてきたという「呼び戻しスープ」と、「カリカリ」と呼ばれる豚脂の揚玉が久留米ラーメンならでは。

筆者が濃厚系ラーメン好きということもあってか、濃いスープも最後まで美味しくいただける味でした。

大砲ラーメン 画像3

大砲ラーメン 画像4

また、濃厚スープを絡ませた麺を食べる合間の紅ショウガ(卓上にあるのでお好みで)が口の中をさっぱりとさせてくれ、非常にマッチしています!丼の中に入れると最後はスープがほんのりピンク色に。

食べた後はゆっくりとスープの表面に膜が張っていました。

久留米市のお隣はお茶の町・八女市だからなのか?テーブル毎に置いてくれるポットには、ラーメン屋さんとしては珍しく冷たい緑茶が用意され、濃厚ラーメンの後にさっぱり口を潤せます。

テイクアウト(お土産・箱入り)用の大砲ラーメンも食したことがありますが、断然お店でいただくラーメンの方が美味でした。

大砲ラーメンは久留米市通外町に本店を置き、久留米市内のほか大分・佐賀などに10店舗を展開中です(2016年3月現在)。

この記事のタイトルとURLをコピー

twitterでシェア シェアする LINEで送る

  • 当サイトの掲載内容は、公開時点または取材時点の情報です。最新記事・過去記事に限らず公開日以降に内容が変更されている場合がありますので、ご利用前に公式の最新情報を必ずご確認下さい。
  • 記事の内容については注意を払っておりますが、万一トラブルや損害が生じても責任は負いかねます。ご自身の判断のもとご利用ください。
  • 当サイトはアフィリエイトプログラムを使用しています。

忍者とインコ LINEスタンプ

あわせて読みたい

edit 『 街ネタ・女子旅 』の一覧

前の記事 / 次の記事

関連タグ