公開:2017年07月07日 伊藤 みさ/更新:2018.02.06
島根・出雲の秘境、そそり立つ断崖と緑の美しい 立久恵峡(たちくえきょう)
縁結びの地として知られる、島根県出雲市。出雲大社が観光スポットとして有名ですが、自家用車やレンタカーなどで自由に動けるなら、ちょっとオツなスポット「立久恵峡(たちくえきょう)」に足をのばしてみてはいかが?
立久恵峡は、山陰道出雲ICから車で15~20分ほど山側に入っていったところにあります。山道を走っていると、空に向かってそびえ立つ岩が連なる風景が突然あらわれます。
初夏に訪れたこの時は太陽の光を浴びて鮮やかな色を放つ新緑がどこまでも続いてとても綺麗。さらに、その上には奇岩(珍しい形状・奇怪な形状をした岩)が約2kmにわたって連なる迫力の絶景です。
静まり返った空間が、どこか神秘的な雰囲気を醸し出していました。
出雲「立久恵峡」吊り橋渡って散策、秘境の中の温泉も
立久恵峡(たちくえきょう)」という名前は、この風景から名付けられたもの。
しまねまちナビによると、巨大な岩がまるで杭を立てられたかのように並んでいる様から「立杭」と呼ばれたことに由来し、立久恵峡(たちくえきょう)と名付けられたそう。
岩を見てみると、たしかに杭のよう。岩はそれぞれに名前もついていて、「ろうそく岩」「屏風岩」など、その珍しい形状を表現しています。
車を停めて歩いてみると、山々のほとりを流れる神戸側に吊り橋がかかっています。
これを徒歩でぐるりと散策すると、約1時間で1周できるのだとか。奥にはお寺や、岩肌に1000体を超える石仏の群像なども。
「男性が滝を仰ぎ見ると子宝に恵まれる」などの言い伝えもあり、ちょっとパワーを秘めたようなスポットのようにも感じます。散策時には出雲観光協会が配布している散策マップを参考にするとよさそうです。
このほか、立久恵峡の上流部は温泉地となっていて、この渓谷を眺めながら入ることができる露天風呂を持つ宿(八光園)もあり。
静まり返ったこの場所では、まちなかの喧騒を忘れてリフレッシュできそうです。
名称 | 県立自然公園 立久恵峡 |
---|---|
住所 | 島根県出雲市乙立町立久恵 |
駐車場 | 宿の前などにあり。公衆トイレもあり |
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