公開:2018年07月16日 伊藤 みさ/更新:2023.10.17
ふんどし男たち爆走!博多祇園山笠フィナーレ「追い山笠」
毎年7月15日、夜も明けきらぬ福岡・博多の街では飲み屋が夜通し営業し、博多の総鎮守「櫛田神社(くしだじんじゃ)」で、締め込み(ふんどし)姿の男たちが参拝。
陣頭指揮を執る男たちをのせ、山笠が走る「追い山」!
この日は、15日間にも及ぶ博多のお祭り「博多祇園山笠」のフィナーレ“追い山(追い山笠)” が行われる日。
迫力のを見ようと、櫛田神社前は人で埋め尽くされ、いつもとは違う雰囲気に満ちていました。
本番を前に、参拝する主役たち
博多っ子の血が騒ぎ、祭りも一番の盛り上がりを見せるという早朝の神事(午前5時頃~)を目の当たりにしてきました。
スピード自慢から、魅せる山笠(神輿)まで!
まず「追い山」の櫛田入りの様子を以下の動画よりご覧ください。
博多祇園山笠では、地元から7つに分かれたエリア(流)それぞれがオリジナルの山笠を舁く(=かく。担ぐこと)。
最終日の追い山では、短距離の「櫛田入り」/長距離の「コース(約5キロ)」を舁き、タイムが測られます。
筆者が今回目の前で見た「櫛田入り」は、山笠が神社前の道から境内へと入り、境内に設置された清道旗(せいどうき)を回って神社の外へと出るまでのタイムを計測。
2018年は最速タイムが30秒69。速ければ歓声、タイムが劣ればため息が観客から漏れる。
今回の最終組として登場した“走る飾り山” と呼ばれる山笠は、どこよりも高さのある飾りつけやスモークを吹き出す演出などがあった為、タイムに関係なく特に大きな歓声が送られていました。
義経が乗ってる!
太鼓の音が鳴り響く中、山笠の上に乗った男は精鋭の舁き手(担ぎ手)を鼓舞。目の前を色鮮やかな山笠が次々と駆け抜けるその様子は、博多の夏ならではの活気に満ち溢れた風景でした。
博多祇園山笠の桟敷席はプレミアシート!
博多祇園山笠の最終日、櫛田神社の境内には見物客の特等席「桟敷席」が設けられます。桟敷席は事前に発売されますが、ものの数分で売り切れてしまうという超プレミアシート。
桟敷席のチケットを持たない人は、神社前の道に群がり沿道から山笠を観ようと場所取り合戦に。
筆者が訪れた開始1時間半前にはすでに、櫛田神社の入り口付近は立ち止まることができないほど混雑していました。
開始直前には身動きが取れないほどの人でひしめき合います。その為“早めの場所とり” が鉄則。他人との密着が避けられないほどの混雑なので、薄手でも長袖の服で行くとよいかもしれません。
ちなみに一番混雑するのは「櫛田入り」が行われる神社・神社前。ゆったりと見たいという方は追い山「コース」の沿道からの見物だと少し余裕がありそうです。
櫛田神社前
当日は交通規制がかかるため、山笠公式サイトなどで事前にチェックを。
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