恋木神社は全国唯一の「恋愛の神様」ハートがいっぱい！お守り・御朱印・おみくじも | 時遊zine

恋木神社は全国唯一の「恋愛の神様」ハートがいっぱい！お守り・御朱印・おみくじも

「恋愛の神様」「良縁幸福の神様」として親しまれる全国で唯一の神社、恋木神社（こいのきじんじゃ）が福岡県筑後市にあります。

恋木神社は福岡県文化財に指定されている「水田天満宮」の境内にある神社。水田天満宮の本殿裏手に、恋木神社が建てられています。

恋木神社の社は、なんとピンク！神紋（神社の紋章）もハート型で、なんともポップな見た目で珍しいのですが、実はその歴史は古く水田天満宮の建立当初・鎌倉時代からある神社と言われています。

菅原道真を祀る水田天満宮は、九州二大天満宮の1つ！

太宰府天満宮に次いで、九州二大天満宮に数えられている 水田天満宮。新選組・清河八郎の遺著「潜中始末」にも “大宰府に続きたる九州第二天満宮” と記されています。

水田天満宮のものよりも「恋木神社」の看板の方が大きく目につくつくりになっている

境内入口からたくさん目に入ってくる梅の神紋からも気づくことがあります。

アマビエの隣にも梅の神紋

ここに祀られる御祭神は学問の神・菅原道真。

太宰府天満宮（福岡県太宰府市）との縁が深い場所で、本殿は1226年に建立。太宰府天満宮の建築様式を受継いで建てられたと言われています。（現地の由緒紹介板より）

なるほど、確かに水田天満宮の本殿の造りは太宰府天満宮と似ているようにも思えます。ちなみに現在の水田天満宮の本殿は、災害の影響で解体修理されたもの。

本殿 右手前には「飛梅」も

水田天満宮本殿でのお参りを済ませていると、通りすがりの関係者の方が筆者を見るなり「恋木神社は、この奥になりますので」と案内してくれました。さすが、お察しの通り探してました。恋木神社を！

恋木神社は、道真公の御心「恋命」を祀る

恋木神社は、水田天満宮の末社として水田天満宮の建立当初（鎌倉時代）から鎮座していると言われています。

御祭神は「恋命（こいのみこと）」。恋命は、道真公が政略によって都（京都）から大宰府に流され生涯を終えるまで、都に残してきた天皇・妻子を思う「心」を祀ったもの。思いやりある道真公の御心を、せめて御霊魂だけは慰めようと祀られたと言われています。 参考：koinokimonaka.jp

「なんとせつない・・・・」そんな気持ちで恋木神社へ。

恋木神社は、水田天満宮本殿に向かって右横側にある「恋参道」を通った奥にあります。ハート形の陶板が埋め込まれた道を通っていくと、

恋参道にある石灯籠にもハートがある。大晦日やお祭りなどの時に点灯するそう

ハートの御神紋が掲げられた鳥居に、ピンクのお社・・！

この鳥居にあるハートを10個探すと、幸せになれるとか。

恋木神社では年に2回、3月と11月に「良縁成就祭」も！

恋木神社では、年に2度『良縁成就祭』が開催されます。『良縁成就祭』は、御祭神のご縁の深い日（3月3日と11月3日）に行われます。

良縁成就祭では特別祈願のほか、特別にご祈祷された御守「縁（ゆかり）のいと守」もあり、毎年多くの女性が参拝に訪れます。

恋木神社の鳥居をくぐってすぐの場所に「恋みくじ」がありますが、

この「恋みくじ」は「良縁成就祭」の前月と当月の2月・3月・10月・11月になると、ピンク色に変わります。

大宰府天満宮に行ったときもピンクのおみくじに遭遇したのですが、これも何か繋がりがあるのでしょうか。

恋木神社の「御朱印」や「お守り」

恋木神社の「御朱印」は、3パターンあり選ぶことが可能で、初穂料は各500円。

また、「愛され守」「恋結び木守」「ハート陶板守」といったユニークなお守りたちも。

恋木神社では良縁成就祭（3月3日／11月3日）のほか、7月7日「恋むすび祭」などもあり。

いずれも女性を中心とした参拝者が多く訪れるとのこと。

筑後市は「恋のくに」恋愛テーマのお土産やイベントいろいろ

恋木神社のある筑後市では、日本で唯一「恋命（コイノミコト）」を御祭神とする恋木神社（こいのきじんじゃ）がある街として、「恋のくに筑後」とPRしています。

ハートやピンク、恋愛をテーマやモチーフにしたお土産ものが多数あるほか、筑後船小屋花火大会では「花火でプロポーズ大作戦！」というイベントも開催されていますよ！

スポット	水田天満宮 内 恋木神社
住所	福岡県筑後市水田62-1
電話	0942-53-8625
備考	福岡県のおでかけ・グルメ情報