公開:2022年02月27日 伊藤 みさ/更新:2023.10.16

身長100mの巨大キリン、博多港に登場!

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福岡に、巨大キリンさんが登場予定!

博多港に巨大キリン!いつも通り過ぎる場所にもちょっと目をむけて

福岡県福岡市は、博多港アイランドシティ コンテナターミナルにある1基のクレーンにデザイン塗装を施し、博多港の魅力向上と長寿命化を図るため準備を進めています。

掲載写真・動画は、2022年2月25日撮影時のもの。

この時は、クレーンが稼動中だったためか、“キリン” の首が上がっておらず胴体と並行し直線になっていました。さらに隣のクレーンの “首” 部分と重なって見えているため、少し分かりにくいのですが、

博多港 コンテナターミナルのガントリークレーン 画像1

キリンクレーンは “胴体と足” そして “首” の部分にほぼキリン柄の塗装が済んでいます(まだ完成ではないとのこと)。

博多港 コンテナターミナルのガントリークレーン 画像2

横にあるクレーンのように首を上にあげると、ちゃんとキリンらしく見えそうです。

博多港で活躍する「ガントリークレーン」設置から20年、塗装で保守の役割も

港などで活躍するクレーン(ガントリークレーン)は、工場の景観や夜景シルエットなどを好む「工場萌え」ファンから 以前より “キリン”に例えられてきました。

今回、博多港のクレーンをキリン塗装にする取組みはまさにそれを形にしたもの。福岡市は「たくさんの方々に港をもっと身近に感じ、親しみを持ってもらいたい」とデザイン塗装化。

博多港 コンテナターミナルのガントリークレーン 画像3
画像は完成イメージ / 福岡市

しかしその役割は見た目だけではありません。設置してから20年という月日が経ち、今もなお海風にさらされながら活躍するクレーンの長寿命化を図るための塗装なのだそう。

毎日たくさんの船がやってきて、大量の荷物の積み下ろしを担うクレーン。塗装で保守をしつつ、可愛いデザイン塗装によって港湾地区の働きにも注目が集まると良いですよね。願わくば、他のクレーンもデザイン化して「港の動物園」みたいにしてほしい(笑)

博多港 コンテナターミナルのガントリークレーン 画像4

完成イメージと見比べると、塗装は全体的に終わっているようにも見えますが、工事が遅れているとのことで完成時期は現在のところ未定。

博多港 コンテナターミナルのガントリークレーン 画像5

近づいて見てみたいものですが、周辺は関係者以外立ち入り禁止となっています。また専用の見物スポットなどは設置されていませんが、

クレーンがよく見える位置にある「香椎アイランドブリッジ」は車だけでなく歩行者も通ることができるので、見物するならこの辺りがおすすめ。

博多港 コンテナターミナルのガントリークレーン 見物場所

いつもは車でビューン!と通りすぎるエリアではありますが、軽いお散歩気分で訪れても良いかも。また、このエリアにある「子ども病院」からも見えるということで、キリンをみて少し明るい気分になると良いですね。

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